エプスタイン文書とプレハブ小屋に住む大富豪

時事

こんにちは、蒼生です。

最近エプスタイン文書が公開されて、世界中の人々が震撼しています。日本のキモオタが妄想して好んで消費するようなありえないほどキモイコンテンツを、金に物言わせて実現してる悪魔的変態がいたという事実に多くの人が驚愕しています。

エプスタインの悪魔的趣味に、多くの人が理解の限度を超えて「なんでこんなことをするんだろう」と呆然としています。(犯罪心理学の領域…)

でもわからなくても、ドバイ案件とか、キャバクラや性風俗に毎月数千万使う社長とか、殷の紂王とか、金はないからキモイ想像だけして満たしてる日本のキモオタとか、男性の一部には、こういう事でしか幸せを感じられないキモイ人達がいるんだなと、その事実だけは認めざるをえません。

酒池肉林は、幸福とは真逆の状況を生み出す

酒池肉林は、暴君として有名な殷の紂王の逸話で、今では慣用句にまでなりました。

下品な成金が目指すものは、時代は変わってもだいたい酒池肉林のようです。

美人をはべらせる。うまいものを死ぬほど食う。

快楽物質のドーパミンが、食欲や性欲を満たす事で出るのは、それが本来なかなか得られないものだからです。だから生命維持や子孫を残すために、そうした稀な機会に快楽物質がでるようになっています。

つまり、恒常的に得られる状況というのは本来「きわめて不自然」な状態なのです。酒池肉林等で何の努力もせずに自動で得られるようになると、必ずドーパミン不感症がはじまります。そして快楽依存に陥っている人は、より過剰な刺激で無理やりドーパミンをだそうとし始めます。

私が、酒池肉林の何がいいのか分からないのは、これが理由です。普通に考えて地獄への入り口が酒池肉林だと分かるからです。

どんな美食よりも、空腹が最高の調味料だと言われます。

人間は本来過酷な環境下で、たまに餌をえて、ほとんどは一生伴侶をえられずに死んでいくのが普通だったので、その稀な機会をえられたら、幸せを感じて、そのために努力するようになっています。

人間は紀元前の石器時代から何も変わっていないので、その本来の当たり前に立ち戻るのが本当は一番幸せに近いのではないかと思っています。

世界有数の大富豪はプレハブ小屋に住んでいる。

イーロン・マスクがエプスタインに誘われた時の返しが面白すぎるというのでバズってました。

イーロン・マスクは世界屈指の大富豪ですが、今は通勤時間が惜しくて会社の敷地内にプレハブ小屋をたてて生活しているそうです。

量産型”折りたたむ家”は10坪で約580万円!イーロン・マスクも住むと話題の最新プレハブ住宅
住宅を“折り畳む” !? 工数や配送コストを下げて低価格を実現 イーロン・マスクがテキサスの住居としてタイニーハウスを利用していると米国INSIDERが報じ、話題になったのがBOXABL(ボクサブル)社のプレハブ住宅「カ…

その話を聞いて、彼は「本当に幸せな金持ち」なのだと感じました。

人生は暇つぶしをするにはあまりに長すぎて、目的を達成するにはあまりに短すぎます。

イーロン・マスクは、ハードワーカーとして有名ですが、そのくらい没頭できるこの世での仕事を見つけ(しかも彼の場合自分で作って)毎日その仕事に打ち込んでいます。

彼は複数の革命的な事業を行っていて、それらすべてを成功させるには、いくら働いても働き足りないのだと思います。子供が起きてすぐに公園に遊びにでかけるように、イーロン・マスクは自分の会社に毎日るんるんで出社しているのでしょう。

暇が人を狂わせる

子供の頃、名言集をよく読んでいました。理由は、タイパがいいからです。300ページ位かけて解説する内容を2-3行で切れ味鋭くまとめているからです。

その中に、こういう内容の文章がありました。

セックスも美食もずっとはできない。飽きてしまう。結局仕事位しか毎日飽きずに何時間も使う事はできない。

裕福な人達の中には、これを逆転させて、仕事から離れて、長い暇つぶしの人生の中で、退屈から逃れるために、より強い快楽や刺激を求めて亡霊のように生きている人達がいます。

暇つぶしの人生は、牢獄のように退屈で、退屈さをまぎらわせるために、過剰な刺激で人生の無意味さを一時的にでも忘れるしかないのだと思います。(だから自殺したくなる)

かつて、人類史の中で仕事から解放されて暇を持て余した人達がいました。

ギリシャ人とローマ人です。ギリシャ人は暇すぎて「哲学」をはじめ、ローマ人はパンとサーカスを楽しみました。彼らは、円形闘技場で剣闘士たちに殺し合いをさせて熱狂し、それをエンターテイメントとして何の悪気もなく消費していました。人間は暇を持て余すとこういう風になるんだという教訓です。(現代はエログロナンセンスな各種エンタメ作品がそれを代替している。人間の本質はずっと変わっていない)

現代はまだ多くの人が労働に従事する機会を得られるフェーズにありますが、将来的には多くの仕事はロボットとAiによって代替されて、人間の労働機会は縮小していくと考えます。

その時、暇を持て余した狂人がたくさん現れるだろうことは想像に難くなく、社会はどのように狂った暇人に対処していくのだろうかという疑問があります。(みんな古代ギリシャ人みたいに哲学はじめて、古典を読みふければいいけど、そんな知的活動なんてできない人が大半なので)

だからイーロン・マスクのように我を忘れて打ち込める仕事を見つけられた人は、この世での幸せを見つけられた人だと思うのです。

社会主義思想が蔓延してしまった現代、「働いたら負け」という間違った考え方を多くの人が持ち、社会と個人を不健康にしています。でも本当は働けるほうが幸せです。

マズローの5段階欲求

マズローの5段階欲求は、人間の成長と共に変わる欲求の種類を示したものです。

エログロナンセンスなエンタメ作品はすべてこの安全欲求と生理的欲求の刺激を目的に作られています。これなら子供でもわかるからです。だから私はエンタメ作品が嫌いです。

酒池肉林もこの階層です。

大人になってもこの階層で生きる人達は極めて利己的で、複雑なものを理解できません。対象物は常に自分の快楽のために存在し、利用価値の有無で判断し、利用できれば利用します。だからなかなか上の階層に移る事ができず、とどまっています。

各種宗教や哲学が、この階層にとどまっている人々に何らかの悟りを与えて上の階層に引き上げようとしてきた事は、人類の進歩の観点ではいくらかの価値があると思っています。

この二つの階層にとどまる人は、獣の世界に生きる人達で、獣に金と権力を与えるとエプスタインやジャニーのような事をはじめます。

この上の階層にいくと、ようやく人間の世界になります。

私がイーロン・マスクを幸せな金持ちだと思うのは、大きな目標をもって事業を起こし、その成功のために毎日全力で働いているからです。

彼の事業はSFのようです。壮大な目標と純粋な意図から始まっています。

不幸な成金と幸福な金持ちの差は、この意図に収れんするのだろうと思います。

貨幣経済が生じて以降、金は多くの人にとって必要不可欠なものになりました。でも金はしょせん道具でしかなく、金で買えないものの方がまだ多くあります。それを誤解した成金は、金で何でも買えると誤解してとんでもないことをしてしまいます。(世界の誤認)

イーロン・マスクは世界有数の大富豪ですが、その金をもってしても彼の夢はかなえられない事を知っています。だから巨額の資産があるのに毎日働いています。

働いて、夢に一歩でも二歩でも近づく事が、彼の人生の成功なのだと思います。

その極地にたどり着く事が、長すぎる暇な人生を、退屈せずに過ごすためには必要なのかもしれません。働くのは幸せだと、思える人は本当に幸せな人だと思います。

タイトルとURLをコピーしました