AIの進化でホワイトカラーは大量失職するのに労働力不足で移民受け入れを訴える一部業界の暗愚さ

photo of white and purple painting未分類
Photo by Anni Roenkae on Pexels.com

蒼生Kindle書籍一覧 Amazon.co.jp: souseiworks:作品一覧、著者略歴

AIが頭脳労働の多くを奪っていく

こんにちは、蒼生です。

最近AIがすさまじい進化を遂げています。今まで高給取りに分類されていたプログラミングやデザイン関係の仕事の中級以下はすべてAIに置き換わりそうです。それ以外にも事務関係や法律関係も中級以下の仕事はAIでもできそうです。GPT税理士とか労務とか調べたら無料で24時間応答してくれるものがでてきます。法律関係はインプット量がものをいうので、明らかに人間よりAIのほうが有利です。

最近AIが秘書的な業務を行えるエージェントサービスができたのですが、それはスケジュール管理や出張に伴う航空券やホテルの予約も勝手にやってくれます。雑務は人間よりAIで、という時代になってきました。

AIの知能指数は、GPTで東大レベル、GEMINIでIQ130で天才の下限に達しています。つまりほとんどの人間より優秀なのです。しかも、文句も言わず24時間働きます。タスクを与えたり、細かい指示を与えれば自律的に業務を遂行してくれます。それも、人間より圧倒的に速く。

すでにホワイトカラーの業務の多くはAIに置き換え可能であり、今後の進化では仕事そのものが置き換わる可能性があります。

経営者は皆気づいています。でも労働者の多くが気づいていません。

これは大問題です。

GPTの名前は知ってるけど、かたくなに触ろうとしない事務職40-50代のような人が日本にたくさんいることが問題です。

自分の仕事はすでにAIに置き換え可能なのに、いまだに昔ながらのやり方に固執している人たちがいます。それが管理職だったりすると最悪です。彼らの古いやり方に下の者が合わせなければなりません。だから組織全体の生産性が低いままになります。

彼らの論理は、だいたいこんな感じです。「AIには心がない、手仕事が大事だ」トラクターより牛車。車より人力車の世界観です。

サイト開発でさえ、そんなことをいう人がいてびっくりしました。彼らは自分からは変われないし、今のやり方を否定できないのです。

でも日本の労働法では社員を解雇しにくくしているので、そういう人たちをやめさせられず、会社は無駄な業務を作りつづけなければなりません。

それを回避するために派遣などのいびつな労働者が生まれた背景もあります。

または、やめさせたいのに法律的にやめさせにくいから、パワハラのような精神攻撃でいらない人を自主退職に追い込む悪辣な企業もあります。

これは法律の不備なので、改善すべきことで、

一部政党が人の流動化を目指して訴えたりしていますが、変われないし変わりたくない人達のアレルギー的な反対もあって

なかなか前に進みません。

人が余るホワイトカラーと不足するブルーカラー

ホワイトカラーはAIによって大量失職するのは確実です。

現状の労働法のままだと、「AI何それおいしいの?」というような無関心40-50代のような人々は、ぬくぬくと法律に守られて働きつづけ、会社は新規採用を見送ることで人を調整するはずです。

第二の氷河期世代が生まれる危険があります。

そうして日本全体の生産性が低いまま、衰退していきます。日本の生産性の低さは法律が作っています。

一方で、ブルーカラーは人が足りません。

だから移民のような形で人を補おうとしています。移民の受け入れは社会の形を変えていきます。一時的な企業の利得のために行っていいことではありません。でも今の政府は近視眼的で、支持母体の要望に唯々諾々と従っています。

この二つの問題を変えるには、労働法関係を改善して人の流動性を高めるしかありません。

ホワイトカラーが大量失職するのは、世界的に予想されることです。アメリカではすでに始まっているのだから、日本も数年後にはそうなるはずです。

でも日本は人手不足なので、日本の失業したホワイトカラーは、人手不足の業界に移ればその後も働けます。わざわざ日本語不得手な外国人を教育してまでやる必要はありません。日本が今受け入れているのは、低技能労働者です。単純労働を予定してやってくる人達なので、学習コストが高いことはおそらくできません。つまり労働市場の中でも動かしにくい人たちなのです。

安い労働力のリスクを多方面にわたって真剣に考えるべきです。

人手不足だからと、今政府は外国人労働者を急激に入れようとしていますが、それをすると日本人と外国人の間で競争がおきてしまいます。そして外国人労働者の水準に合わせて賃金が低いままおさえられてしまい、それに日本人が従うか、従わない場合は日本人が失職します。

移民推進をする政治家はこんなに簡単に予測できる未来さえ、見えないのかと不思議でなりません。

今後、AIの進化から簡単に予測できるこの未来にそなえて、日本は移民受け入れを絞るべきだと思います。でなければ、日本人と外国人で一つの仕事を奪い合う未来が待っています。

その先にあるのは、失業率の上昇と、外国人失業者の増加による生活保護受給と治安の悪化です。

日本人には、何もいいことがありません。

いらないインテリを作るな!教育を変えるべき

最近与野党合意にいたった

教育無償化は、20年前に実現していればよかったと思います。

でも、これからの時代はそんな時代ではありません。AIが誕生してしまったので、知的労働の多くはAIが行うようになるはずです。

経営者は、割高な人間よりも低コストで優秀なAIを選び続けるはずです。

今の高校、大学には優秀なホワイトカラーを養成するための学部がたくさんあります。

高いお金と長い時間を払ってそれらの学部に行った彼らは、将来仕事を失います。

だから、私立高校の無償化は時代錯誤な政策です。

政治家の若返りが必要だと思うのはこういう時です。

考え方が古すぎるし、時代についていけてないから、数十年前に有効だったことを、今実行しようとしてしまいます。

たくさん税金を払って、時代錯誤で無駄なことをやらないでほしいと思います。

だから大きな政府よりも小さな政府のほうがいいと思います。

民間がやるべきことを国がやるせいで、国民は重税に苦しみ、国は多くの仕事を抱えて身動きできなくなっているのが今の日本です。

昔の日本は「義務教育」で良質な人材を育成することを目指していました。

その後、勉強ができる人は旧制中学(今の進学高校位の学力)や師範学校にすすみ勉強ができない人達は仕事をしました。仕事があるというのは社会に需要があるということなので、そこで何かしらの技術を学ぶほうが、くいっぱぐれません。

私立高校に税金を流すのは子供のためというより、学校のためだと思います。

子供のためにならない理由としては、前述したとおりAIの誕生という時代の変化と、もう一つは生まれつき勉強できない人も相当数いるからです。

教育の価値を過大に見積もる人々は、教えれば皆勉強が出来るようになると、本気で考えています。

でも無理なものは無理です。勉強ができない人に勉強を教えるのは、ペンギンに空を飛べるように調教するようなもので、はっきりいって無駄であり、ペンギンはその虐待の結果、空を飛べないどころか海に入って魚を捕ることすらできない能無しペンギンになります。

ペンギンにはペンギンの能力にあった生き方があります。それは勉強させず、何かしらの技能を習得させるという道かもしれません。

一定数、頭を使うよりも体を動かすほうが得意な人達がいます。そういう人たちには勉強より、一日もはやい就職のほうがあっています。

今、技術職が足りずに困っている業界もたくさんあります。意味不明な私立に人を流すくらいなら、工業系の学校に人を流すべきです。

でも私立高校無償化したせいで、たぶんそこに進学する人はより少なくなるはずです。

多くの人にとってのライバルはAI

机に座ってする仕事の人は、全員AIを使うべきです。

どうすれば生産性を上げられるか考えて使うべきです。AIがライバルであり、数年後自分の仕事はAIに奪われていると想定して人生設計すべきです。それにあわせて今から電気技師などの資格をとるのはいい選択だと思います。

こういう話をしても、「AI何それおいしいの?」という人がたくさんいてびっくりします。彼らは絶対にAIを使わない人たちです。

今日本でAiを使ってるのは、おそらくアーリーアダプターです。

でもアーリーマジョリティーが使い始めた時、もう多くの仕事はなくなっていると思います。

というかあと数年で、多くの業務を自動化するサービスが出てくるはずです。今すでにAIに詳しい人達は、もうできていることを知っていますが、それを多くの人が使いやすい形に整えられていないのでそれが出てくるまでの猶予の期間です。

そしてレイトマジョリティーとラガードは、なぜ自分が首になったのかわからないまま仕事を失うと思います。

蒼生Kindle書籍一覧 Amazon.co.jp: souseiworks:作品一覧、著者略歴

タイトルとURLをコピーしました