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こんにちは、蒼生こんにちは、蒼生です。
最近日本政治が、急角度で劣化しているので、歴史の話をしようと思います。
この前、日本の何が良いの?と聞いてくる人が居たので歴史の話をしました。なんのために歴史の話をするかというと、日本の良さが分からない人は、時間意識が超短くて、知識が浅く近視眼的で、自己憐憫型の意識を持っているからです。そういう厨二病的な意識を破壊するには、日本の長い歴史について語るしかありません。
不幸にも、学校教育で正しい歴史を学ぶことができず、自分で学ぶこともせず、日本という国を非常に歪んだ形で見て、下らない国だと思い込んでしまう人々がいます。これは本当に不幸な事です。
学校によっては、この前国会でも問題になりましたが、君が代を教えずにアリランを教えて日本国民としてのアイデンティティーをあえて持たせないように努力する教師までいるようです。
職務怠慢どころか、子供への虐待です。
こうした日本人が日本を恥じるように仕向ける教育は、最初GHQの戦後統治の一貫として行われていました。でも、独立後も今に続くまでそれを改める事ができずに今に至ります。
だから、国ガチャSSRの日本国に生まれながら、何故か日本に誇りを持てない人達がたくさんいます。
愛せない国の為には本気になれません。
どうでもいい存在の為に、時間やお金やエネルギーを使うなんて馬鹿げています。
だから、日本が何故今に至るまで独立国だったのかかいつまんで話そうと思います。
日本は建国時点で信仰の自由があった
世界史を学んだ人なら、宗教戦争がいかに悲惨で救いがないものかよく知っています。
お互いの正義がぶつかり、相手を殲滅するまで暴力が続くのです。それで多くの弱小宗教と民族自体が消されていきました。
最後には自分達の正義を疑わない、暴力的なグローバル宗教といくつかの民族宗教が残りました。グローバル宗教同士は何世代にもわたって睨み合い、隙あらば他宗教を滅ぼそうとします。
そして弱い地域の人々を蹂躙して宗教を広めていきます。残念ながら、それは今も起こっています。
宗教はその集団の物語です。それに服さない人々はその集団にとっては、敵になってしまいます。
だから一人一人が、正義に取りつかれて普段では考えられない事を始め、最悪自分の罪を神の責任にしてしまうのです。グローバル宗教を侵略手段に使う人々は古今東西、倫理観がなくて面の皮が厚いのが特徴です。神のためにといいながら、神の御名を免罪符に犯罪を犯すのだから、無礼極まりないとしか言えません。でもそのおかしさがわからなくなるのが狂信徒です。そういう人たちが集まって行う宗教戦争は、必然残酷で救いがないものになるので、現在先進国では、当たり前のように信仰の自由が認められています。
これが世界史の物語です。死屍累々の過去を猛省して前進したのです。
でも日本は最初から様々な宗教が認められていました。天皇とその集団は、別に自分達の皇祖神天照大神をみんなで拝めとはいわなかったし、なんなら日本中の神を認めて、古事記では家族にしてしまいました。
だから日本は八百万の神々が協力する国になりました。
宗教とは、民族なり集団なりの核心的アイデンティティなので、それを否定したり滅ぼすと破滅的な状態になります。
だから争うのではなく認め合い、協力していこうとしました。
最初から、和をもって尊しとなす、というのが日本の国柄です。
日本は遅れていると、口癖のようにいう人々は、歴史という長い軸で物を見ているのでしょうか。その長さと幅はいかほどでしょうか。
世界が最近になってやっとたどり着いた考え方に、日本ははるか昔にたどり着いて、ベストアンサーを出しているのです。
その最大の理由は、大陸に比べて平和で安定した歴史がずっと続いてきたからです。
中国の易姓革命のように、前の世代の事を全否定するというのでは、様々な面でふりだしに戻ってしまいます。
日本はそれがなかったので歴史の積み重ねが今に至るまでずっと続いているのです。だから、前の世代の過ちも成功も、後世が引き継ぐ事ができています。歴史の価値はそこにあります。
世界の中で日本だけが、紀元前から歴史をつむぎつづけ途切れていないのです。これは、例えるなら、日本だけがずっと、すごろくでいう「振り出しに戻る」を経験していない状態です。定期的に国が興っては滅びるを繰り返す国からするとチート状態です。
もちろん、日本が他国に学ぶことは多いでしょう。他に進んだ所があるなら、今後も率先して学ぶべきです。でも、それは日本を捨てたり卑下してまで学ぶ物ではないと思います。
実際日本は、自己を保持しながら西洋の文明を吸収してわが物にしてしまったではないですか。
LGBT運動は西欧の贖罪的価値観
少し前まで、LGBTや環境保護といった動きが左派でさかんでした。
アブラハムの宗教の文化圏(ユダヤ・キリスト・イスラム)では、同性愛は罪であり、自然は人間のために存在する資源として考えられてきたので、日本では考えられないほど、それらの存在は長年弾圧されてきました。
第二次大戦でイギリスを勝利に導いたチューリングという学者は同性愛者という罪により逮捕されてしまったくらいです。
日本では考えられませんが、それが宗教的な価値観の差です。しかも数十年前までは、同性愛は犯罪だったのです。
今左派がLGBTを強烈に擁護するのを見ると、それは宗教的価値観からの脱却や贖罪に見えます。西欧の左派はキリスト教的価値観を否定して、その価値観を含む自己否定からの自己改革をしようとしているのかもしれません。
でも、ひるがえって日本には、最初からそういう価値観などないので何も変える必要はありません。今まで通りです。
変な話、向こうが日本に追いついてきたようにすら思えます。
日本がなぜキリスト教やイスラム教文化圏のように、各種の暴力的過ちを犯さなかったのかといえば、神道には経典がないし、国民全体があいまいさを許容できる知能があるからです。だから日本は様々なものを受け入れてきました。受け入れて和合するから、日本はずっと分裂せずに日本でありつづけたのです。
あいまいさや違いを認めるのは、脳のメモリを食うので単純にストレスになります。場合によっては脅威を感じます。だから歴史上ほとんどの場合は、他者を滅ぼして脅威を取り除こうとしてしまいます。
今の左派活動が相変わらず過激なのは、それが原因なのではないかと思います。やっぱり違いやあいまいさを認められないから、自分の信念に少しでも違う相手を攻撃してしまうのではないかと思います。
今はたまたまLGBTや環境なだけで、今後も、常に新しいトピックを探して、彼らはずっと何かを攻撃し続けるはずです。
一神教文化圏の思考様式では、やはり自分と違う他を認められないのでしょうか。
自分と他人はどこまでいっても違う、という当たり前なことを、血を流しながら学んでいるように見えます。
島国だから侵略されなかったわけではない
日本がずっと侵略されなかった理由を「島国だから」と超極端に説明する人がいます。でも日本の周りには、島国であるにも関わらず侵略された国々がたくさんあります。その国々と日本の何が違ったのか、彼らは十分な説明が全くできません。
日本のすぐ近くにあるフィリピンは戦国時代にはスペインの植民地でしたし、パラオなんて、わざわざ後発先進国のドイツ人が支配しに来ていました。陸続きの近所だからとかじゃないんです。あの時代、近代的な制度がなくて喧嘩が弱ければ「無主の地」として占領していいという国際ルールがあったから、遠路はるばる侵略しにきたんです。強い国が他国を侵略して、すべてを奪う時代が数百年続いていたのです。
日本ももちろん狙われ続けてきました。
日本は黄金の国ジパングと呼ばれ、大航海時代にはあこがれの地になっていたにも関わらず、
誰も植民地化できなかったのは、シンプルに日本人の頭がよくて滅茶苦茶強かったからです。
(元寇を撃退したのも、鎌倉武士団が強かったのと、高麗がずさんな船を作っていたから勝てたという理由がある。神風が全部解決してくれたわけではない)
日本人は昔から知的好奇心と学習能力が高くて、種子島にもたらされた二丁の火縄銃を大金はたいて買うと、すぐに分解して構造を分析して理解し、自分たちで作れるようにしてしまいます。しかもすぐに量産体制を作ってしまうほどの技術大国でした。
普通の国にこれはできません。実際西洋でもできていませんでした。当時の日本に、高度な技術をもつ職人がたくさんいたからできたのです。
その結果日本は、火縄銃をもたらしたポルトガルよりもはるかに多い数の火縄銃を所有する軍事大国になりました。
戦国時代は、各地の武将が火縄銃を求めて大量に作らせたこともあり、日本は世界で最も多く銃を持つ、重武装国家になっていたのです。
だから世界に覇を唱えていた、スペイン、ポルトガルに侵略されなかったのです。
侵略したら返り討ちにされるのが火を見るより明らかだったからです。
でも彼らは、武力で国を奪えないなら信仰で奪おうとしてきました。当時九州では、キリシタン大名がキリスト教に改宗しない日本人を奴隷として宣教師に売っていました。(信仰を使った侵略は今でもよく使われる手法で、中国は台湾に対してこれをやっている。信者はもっとも扱いやすい先兵になるから)
日本国外に奴隷として売られた日本人の数は四万人とも言われます。
秀吉は九州平定でやっとその事実を知ります。秀吉は、日本人が奴隷とした国外に売られていると知って激怒し、宣教師を呼びつけて、ただしました。でも、宣教師は言い訳をして全然反省の色を見せません。怒った秀吉が行ったのが、バテレン追放令です。
これが自国民保護と侵略を防ぐ為の英断だと、なぜか学校では教えません。
秀吉は、売り払われた日本人を買い戻そうとしたようですが、世界中に散らばった日本人奴隷を買い戻すことはできなかったようです。
日本史だけ学んでいると、これがどれほどの英断かわかりにくいのですが、世界史を見てから秀吉を見ると、彼がいかに英明な人物で、愛国心が強く、国際感覚に優れ、危険を未然に察知して外国から日本を守った英雄だったかがわかります。
それなのに、学校では秀吉の偉大さを過小評価して教えます。特に朝鮮出兵についてとにかく非難します。知り合いは教科書で、朝鮮出兵のところでなぜか韓国の英雄「李舜臣」について学んだそうです。
どこの国の教科書でしょうか?しかも李舜臣なんてほとんど何もやっていないのに、何のためにそんなの載せてるんだ、とあきれました。
確かに朝鮮側から見ると、朝鮮出兵は日本の侵略でした。でも、日朝間で見ると近視眼的で間違った判断をしてしまいます。
少なくとも日本人は秀吉の意図を理解する必要があります。歴史はそこから何を学べるかに意味があるからです。
秀吉の朝鮮出兵は世界史を知っているか否かで見え方が変わってきます。世界史的視点があれば、秀吉はボケて朝鮮出兵をしたのではなく、世界情勢を理解してやったのだとわかります。
秀吉は、スペインがフィリピンを占領していたので、スペインに明を占領されたら日本が終わると理解していました。だから日本を侵略させないために、スペインよりも先に明を取ろうとしたようです。(後世軍部が大陸に進んでいった動きと近いものがあります)
また、フィリピンにいるスペイン人に、日本の強さを見せつけて本国に伝えさせ、ゆめゆめ日本を攻めてくるなよ、という圧力をかけていたとも考えられます。
後世から見ると、フィリピンを直接攻めればいいと思いがちですが、当時スペインは日の沈まない大帝国でした。自国と敵国の力の差が分からないのに、スペイン帝国を敵に回すとアメリカを敵に回した後世の日本軍のようになる可能性があるので、秀吉はあえてフィリピンに攻め込まなかった可能性があります。
やはり秀吉は、農民から天下人になるだけの器の人です。
その後家康は秀吉の路線を継承して、侵略を防ぐ為に鎖国し、キリスト教を禁教化しました。
日本がずっと独立を保ってきたのは、その時々に頭脳明晰な英雄がいたからです。
西太后は私利私欲を優先し、明治天皇は国の為に質素倹約をした
何故清という大帝国は滅び、日本という弱小国は生き残ったのか、不思議に思いませんか。
日清戦争の時、日本と清の国力差は圧倒的でした。経済的には4.9倍の差があったとされます。
当時の日本は貧しく、今に比べて人も少ない国(人口3千万位)でしたが、一致団結する強さがありました。
それは国民に限りません。
例えば、明治天皇は出来たての海軍の軍事費がたりないので、自ら質素倹約を始めます。
これと対照的なのが、清の西太后です。
李鴻章が軍事費を求めてもださず、代わりに自分の贅沢のためには湯水のようにお金を使いました。
トップがこれだから、清は国民もそれぞれ自己の利益を最大化しようとしつづけました。
中国がどの王朝も強権的で刑罰が厳しく理不尽なのは、一つは上から押さえつけられなければ、国民が自己の利益を最大化するために暴走しがちだからなのではないかと思います。(中国の歴史は、危機に瀕して国が壊れそうになると皆で団結するのでは無く、裏切って自分だけいい思いをしようとするものが現れたり、地方有力者たちが野心をむき出しにして独立からの内乱がパターン。力での統治の末路)
民主主義国では、政府は国民のレベルに等しくなるといいますが、強権国家でもそうなのではないかと思います。(結局国民の中から権力を持つ者が現れるので、能力的にも倫理的にも国民のレベルを超えられない)
今の中華人民共和国もそうですが、利己的なトップと利己的な国民との間には力での統治しかなく、トップが弱体化するとすぐに分裂してしまいます。
今も昔も、中国の弱さは利己主義にあります。
利己主義におちいると近視眼的な事をやりがちになります。だから今の中華人民共和国もやってしまった、債務の罠のような短期的な利益のためにその後何世紀にもわたって信用を失うようなことを平気でやります。
利己主義だと、損して得とれという事が出来ないのかもしれません。
ひるがえって日本では、天皇陛下は国民のことを思い、国民はそれぞれの家族や友人、そしてその意識の拡大である日本国のために自分に何ができるかを問い続けてきた節があります。日本の神話はバラバラだった日本人を家族として統合しているので、それはある意味必然的な家族観でもあります。宗教は民族の物語なので、日本人は日本人全体を家族だとみなし、その家族のために自分に何をできるか問うてきたのが、ある意味日本の歴史でもあります。
だから、今も昔も日本の最大の財産は人です。
国民の多くが四則演算できて、文字が読める高い知能を持ち、公共心があるというハイレベルな性質をもつ日本国民は、利他性が高く、団結力があります。だから多くの艱難に対して、一丸となって乗り越えてきました。
もちろん、だからこそ戦後から今に至るまで、日本の統合を破壊するための様々な思想的または制度への攻撃が続いている側面があります。
武士道の滅私奉公
明治時代は、日本が欧米諸国に侵略されるかどうかの瀬戸際でした。
島国だから、運良く侵略を免れたのではありません。
①身分制度を破壊して、優秀な人が身分の別なく出世できるようにし、
②海外の叡智を吸収しつつも、それで文化破壊を起こさせないように、自分達の頭で考えられるよう大量の和製漢語を作り、西洋文化を日本化したからです。
だから日本は、高校生でも母国語で高度な物理を理解することができます。自国の言葉で学べないと知の裾野は広がりません。その面では、和製漢語によって日本文化をアップデートさせた多くの知識人の功績は計り知れないものがあります。
また外交面でも、列強に負けじと日本屈指のエリート達が命をかけて知恵をしぼり日本を守りました。
一部の人間だけでなく、日本のために身を捨てた多くの人が官から民まで居たから、独立を保ちつづけてきたのです。
武士道は私を滅することを美徳とします。利己心でゆらぐ自分を乗り越えて、より高い位置から物事を考えることを目指します。より高い位置というのは、私を超えてより多くの人の幸せを追求する立場です。
ここに象徴的な2人をあげます。
西郷隆盛と大久保利通です。
西郷隆盛と大久保利通
西郷遺訓にこんな言葉があります。
命もいらぬ、名誉もいらぬ、官位や肩書きも、金もいらぬ、という人は、
始末に困るものである。だが、このような始末に困る人物でなければ、
困難を共にして国家の命運を分けるような大きな仕事を、
一緒に成し遂げることはできない。
西郷は西南戦争で旧特権階級である士族の側にたって死にました。
彼は、新政府軍と戦っているときに、できたばかりの新政府軍が立派に戦うのを見て満足したと言います。
明治時代は徳川の約300年の間に作り上げた体制を劇的に変える「脱皮」の次期でした。その劇的な変化についていけない旧特権階級の武士が、変革を止めようと各地で反乱を起こしました。
西郷は日本の中にたくさんいた旧特権階級の側に立ち、彼らが孤独にならないよう理解を示しながら戦い、最後は彼らと共に心中しました。
西郷の動きは奇妙で不可解に見えます。西南戦争は内乱なのですが、この戦いを経ることでプラスの側面があります。西南戦争は国内の不満分子を弱体化させて最終的には新政府側が吸収し、統一を果たします。榎本なんかはその後新政府側としてその才能を使います。西南戦争はよくある内乱と比べると、あまりにも平和的で短期間で終わっているのです。
内乱は対外戦争よりも長期化しやすく、結果的に国を弱めてしまいます。国が弱体化すれば欧米列強に食われるだけです。だから西郷は旧武士の側について内側から見守っていたかのようです。
太平洋戦争の時も、軍の暴走を止めるために、阿波陸軍大臣が、彼らの思いに理解を示しつつも、決して国を壊さないように悪役に徹して最後は自決によって陸軍の暴発を防ぎました。
命もいらないし名誉もいらないという人たちのお陰で日本は分裂せずに今に至ります。
変革の時には必ず既得権から権利を剥ぎ取ったり、彼らの意に沿わぬ形での決着にならざるを得ません。
それがうまくいかずに分裂する事例は枚挙にいとまがありません。
和をもって尊しとなす、を実現させる為には、ときとして最も自己犠牲的な役が必要になります。
少し前に高齢者は自決せよ、と成田氏が言って大炎上しましたが、要は心意気の問題だと思うのです。高齢者や医師会の中から西郷隆盛のように自分達の既得権を捨てて次へバトンを渡す人が現れないと、日本は社会保障と共に潰れてしまいそうです。
ところで西郷隆盛の盟友の大久保利通は、
西郷隆盛と敵対したということで、恨みを買って最後は暗殺されます。
彼の死後、多くの借金が明らかになります。
当時のまだ貧しい日本は近代化するのに、十分なお金を持っていませんでした。大久保は日本のインフラを整えたいが、予算がつかない事をもどかしく思い、そのお金を自分が借金することで工面したようです。
日本の成長を待てばいいという悠長な時代ではありません。そうこうしている間に列強に侵略されるかもしれないからです。
だから大久保利通が個人名義でたくさんのお金を借りて、日本のインフラを整えていたそうです。
お金を貸す方も、その事情を知っているから、大久保利通が暗殺されても家族に借金の取り立てを行わなかったそうです。
大久保利通や西郷隆盛は有名人なのでみんな知っていますが、そうではない、無名の多くの人が自分の何かを捧げて今の豊かな日本があります。
中国を見ればわかるように、1人2人の無私の人格者が居たくらいでは国は滅びるのです。
清の李鴻章は立派な人でしたが、周りが酷すぎて彼の能力は危機のさなかにあっても活かせませんでした。
日本の場合、福沢諭吉の学問のすすめが大ベストセラーになり、皆が学んで成長し、それぞれが自分のできる範囲で日本のために何かし続けたから、あれほど急激な成長をなしえたのです。
金がある者は金を出し、知恵がある者は知恵を出し、勇気がある者は勇気をだし、何もない者は自分が何かを差し出せる立場になるために「学問」したのです。それ以外にも、仏教で「和顔施」というのがあるので、究極的に何もない人は笑顔を施すという方法もあります。
今でもその日本人の姿勢は変わりません。
311で津波警報を最後まで放送し続け、最後は津波に飲まれて殉職された女性がいます。
津波で流されて不幸にも落命された方々を雪の中鎮魂し続けた僧侶がいます。
日本全体が家族だという発想を、なぜか全体主義的だと非難する人々がいますが、
しかし日本がずっと強かったのは、その意識の拡大故です。
家族の定義が狭い国では、国のために何かをしようとは思えません。ましてや死ねません。
歴史を知ると、その歴史を無碍にしてはならないと多くの人が気づくと思います。
これを保守と言います。
日本は世界最古の国家です。世界史を見ればわかりますが、多くの国が歴史上に生まれては消えていきました。
日本だけがまだ残っているのです。
それは運が良かっただけでは済まされない多くの努力と理由があり、今回紹介したのはごく一部です。
日本は日本人が作っています。
観光地に外国籍の人が多くなって治安や景観が悪くなったというのは当然の結果ではないかと思います。美しい日本は、民度の高い日本人によって作られているのであって、それ以外ではないからです。
日本の本当の素晴らしさを知れば、この奇跡の国を愛さずにはいられないだろうし、誇りにせずにはいられないだろうし、
今の時代に問題があるのなら、今を生きる我々が事に対処せねばならないという責任を少なからず感じるはずです。
世界史から日本史を見ればわかります。
日本は奇跡の国です。
この資源はないが人の豊かな国を守るのは今を生きる世代の責務です。
他の国からきて、別の物語を持つ人々
これまで話してきたことは全て日本人の物語です。住む国が違えば、当然違う物語があります。
特定の国では、日本悪魔神話のような物語を幼いうちから教えこんでいます。
そういう違う物語同士の衝突が起きるのが、移民政策です。
日本を憎悪する国でなくとも、生まれと育ちが違えば、当然日本にはない物語と常識を彼らは持っています。
でも日本に移住して、明治神宮や東郷神社に参拝したりする外国ルーツの人もいます。神社を参拝する人は率先して日本の物語に自ら加わろうとしているので、こういう人は日本人として歓迎すべきです。
注意すべきなのは、日本を利用したいがために帰化し、内側から破壊することをもくろむ人たちです。または、そこまで計画的ではなくとも悪気なく自分たちの常識を捨てずに、日本に押し付けようとする人たちもいます。
だから日本に移住した外国ルーツの人々には、国旗国歌への敬意を求めるのは当然として、日本の偉人の物語を積極的に学ばせるべきだと思います。そして日本の歴史への理解と敬意を勝ち取るべきではないかと思います。
今の快適な日本は、何世代にもわたる日本人の努力によって作られてきたものです。それに敬意をもってください。と「強く求める」べきだし、そうした学習を拒否する人は日本に入れるべきではないと思います。
日本の中にいて、日本の物語を生きられない人は将来必ず問題を起こします。西欧ではそれが社会問題になっています。
彼らを統合するために、日本語必修はもちろんのこと(日常会話ではなくディベートできるレベルで)、歴史や伝統文化、その核心である神道仏教の学習もさせるべきです。最近国会で質問がありましたが、日本人になりたい人にはちゃんとそうした試験を課して、日本人が同胞になれるかどうかを厳しく見定めるべきです。でないと侵略されて、トロイの木馬状態になります。
熱海市長選に出る帰化中国人は、日本語が不自由で明らかに中国のアイデンティティをもち、中国のために日本を開放しようとしています。大同団という政治組織をたちあげて、同胞に支援を呼び掛けています。つまり同じ境遇の帰化中国人が彼を支援して当選させたら、日本を彼らの理想通りに食むことができます。
管理なき大量の移民は、人口侵略とか植民活動という側面があります。この事実から目を背けた国は滅びていきました。
移民を入れて、新日本人を作るという人もいますが、私は急激には不可能だと思っています。なぜなら歴史がそうだったから。日本は移民が断続的に入ってきている国ですが、彼らがちゃんと日本人になったのは、何世代にもわたる時間をかけたからです。
そのため、すくなくとも無計画に短期間で大量に入れるべきではありません。
それは人口侵略で、将来必ず分裂を生み出します。その入ってきた国の属性が悪ければ、国体破壊と日本植民地化にまでつながります。(中国共産党はそれを虎視眈々と狙っている)
入れるなら日本政府が管理できるように、総量規制と厳格な管理と罰則の強化をすべきです。
京都人は、外部の人が京都人になるには3世代は必要と考えるそうですが、帰化に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
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