歴史と伝統を捨てるとアイデンティティが不安定になるらしい。移民と歴史の話

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こんにちは、蒼生です。

イギリスに移民としてやってきた黒人男性に突然話かけられ、君は日本人か?日本人は自分たちの宗教があるからいいね、と言われたという話が面白くてこの記事を書きます。参考

移民一世は自らの意思で全く違う環境に移住します。話しかけてきた男性は二世か子供時代に移住しているようです。移住先が白人社会のイギリスだったので、いつも自分が疎外されているかのような感覚を持ったそうです。具体的に差別されたというよりも、環境的に自分はマジョリティとは違うということを強く意識することが多かったようです。たとえばイギリスは白人社会なのでポスターでもマネキンでも、基本白人になっていました(当時)。彼は黒人なので違う人種にはなれません。思春期や幼少期は、自分が多数派とは違うという事が強いストレスになるようです。

彼の親は教育熱心だったようで、彼は幸いにも学業に励むことができたようです。そして学業が彼のメンタルを助けたようです。でも多くの二世三世はそうせずに強い孤独感や同化できない自分という存在を、暴れる事で社会に発散してしまうようです。

日本で生まれて生きていると分からない事がたくさんあります。

歴史がアイデンティティーを強固にしているらしい

日本人は長い民族の歴史や文化という財産を当たり前に持っていますが、

奴隷貿易や侵略戦争等、様々な理由で歴史を失った人々もいますし、移民という形で自ら捨てた人々も沢山います。

民族の歴史や文化というのは、アイデンティティーを強固にし、精神を安定させるもののようです。

移民は多くの場合、経済的な理由から自らのアイデンティティーの源から離れ、まったく無関係な土地で生きる事を選びます。

彼らは、まったく違う文化や言語、習慣の中で、自らの精神強度を試され続けます。場合によっては、周りとは違うという差別もあるでしょう。

人間は差異に敏感です。(差異が様々な文化やコミュニティを作っているから)

一世ならそうした精神的脅威をはねかえすだけの気概があります。自らの決定で不安定な場所に来たのですから、覚悟があります。

でも二世は違います。

歴史がない、伝統を持たない、自分のルーツがわからない。という事が自分の定義づけにどれほどマイナスに働くのか、日本人には想像できませんが、この世界で自分は一人だ、という絶対的な孤独感に2世3世の子供は陥りがちなようです。自ら同化すればその危機はなくなり、その国の物語を自ら生き始めますが、それを選ばない人も多くいます。

移民の二世三世が不良化するのはそういうアイデンティティーの危機が原因で起こるようです。イスラム教徒だと宗教にそのアイデンティティーを求めてしまい、異教国家の中で暴徒化したりテロリストになったりします。

自らの歴史伝統を守って自分たちのルーツを守りながら自分たちの国で生きる事がどれほど大切なのかわかります。

移民になるという事は、民族の集合記憶としての根から離れてしまう事なのだとわかりました。

日本人は歴史という莫大な財産をもっている

日本人は当たり前すぎて自覚していませんが、歴史は財産です。日本は世界最古の国家であり、当たり前に全国どこにいっても1000年以上の信仰を守ってきた神社仏閣がごろごろあります。京都でなくても創業1000年とかの会社があります。世界には1000年以上の会社は5600しかなく、うち日本に3100社もあります。55%が日本です。これは驚異的数字です。

その莫大な財産を持っているおかげで、日本人は当たり前に自分たちの歴史を話すことができます。

今年は平安時代をテーマにした大河ドラマを放映しているそうですが、よく考えるとこれはすごい事です。今の日本が千年前の日本とつながっていて、文字や文化等の莫大な歴史遺産を営々と守ってきたからこういう事ができています。ほとんどの国は千年前の歴史について語れません。語れても、他国に侵略されて亡びた遠い人々の歴史として語ることになったり(自分たちが侵略者の場合も)、そもそも存在しなかったりするので、日本人のような濃いつながりがないのです。

外国の人が日本の古都に行きたがるのは、そういう珍しいものを見たいという気持ちがあるからかもしれません。

でももし日本が移民国家になったら、日本国民の中には外国ルーツの人が増えて、共通の話題がなくなります。今はみんな当たり前に話している「みんなの歴史」がなくなります。たとえば秀吉一人とっても中韓にとっては、絶対に勝てない魔王のような恐ろしい存在でした。だから昔のように秀吉主人公の大河ドラマを作って明出兵(朝鮮出兵と言われるが、朝鮮は明への通路だったので目的から言っても明出兵)を放映しようものならクレームの嵐になります。

大河ドラマはみんなの歴史をドラマにしたものです。もし移民が増えたら共通の歴史を物語として語る事ができなくなり、むしろ一部集団の物語を語る事自体がトラブルのもととして嫌悪されていき、配慮に基づいて消えていく可能性があります。
そのため移民国家になったら今の大河ドラマ枠は異文化理解のための移民向け情報番組になるかもしれません。

日本の義務教育は日本が嫌いになるようにできている

日本の義務教育ではどうしても日本が嫌いになります。教師のせいなのか教科書のせいなのか分かりませんが、とにかく日本がいかにすごいかという事は伏せたり過小評価したり最後には曲解して教えるので、義務教育で日本史を学んでいるうちは日本人なのに「アンチ日本」になってしまいます。(GHQの占領政策の延長らしいのですが、もうすぐ1世紀もたつのにそれを脱却できないのは日本人はマッカーサーに言われたように永遠の12歳だからでしょうか)

自分も学生時代は日本史を面白いと感じることができず、世界史のほうを面白いと感じていました。

でも大人になって日本史を学び始め、そのすごさを知る事ができました。世界史から日本史に帰ってきた分、

客観的に見ても、日本は本当にすごいとわかるようになりました。

どこがすごいとかではなく、文化技術精神等トータルですごいので、ぜひ学んでみてほしいと思います。しかも日本は現存する世界最古の国家で、古代のものが滅ぼされる事もなくそのまま継承されているのです。これは驚異的な事です。

文明の衝突を書いたハンチントンが世界八大文明の一つとして「日本文明」をあげていますが、そういう事だと思います。他の文明と比肩しうる優れた文明を、この島国の中で作り続け、守り続けてきたのです。

神武天皇の詔「敵味方ノーサイド、みんな家族」宣言

日本の歴史で過小評価されていると思うのは、一万年近く戦争の痕跡が見当たらない世界最長の平和な時代、縄文時代です。
この時期に神道や日本の精神の土台が作られたと思います。他の国は高度な武器を作って激しい戦争をしていたのに、日本は当時土器を作っていた。と言ってこの時代をあざ笑う人々がいます。私の子供時代の教師もそうでした。でも、血なまぐさい歴史の末に滅ぼされて今は亡き国々の何がうらやましくて、そこから何を学べばいいというのでしょうか。日本下げは一種のイデオロギーなのだろうと思います。

縄文時代は既に縄文文明といっていいレベルの文明を持っています。ヒスイを加工する技術や三内丸山遺跡等からそれがわかります。それから縄文時代は交易がさかんに行われていたようで、ある場所でしかとれない貴重な石が全国で見つかったりしています。それほど人の行き来がさかんだったのに、戦争をしなかったのです。不思議でなりません。

それから義務教育では全く学ぶ事ができませんが、神武天皇の建国の詔も誇っていいと思います。

『日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」を、全世界を一つの家のようにすると解釈したもの。 一つの家とは、つまり「八紘一宇」とは、人種・民族・宗教等の差別なく、世界のみんなが一つの家に平和に暮らす理想を願った意味合いである。

Wikipedia

「八紘為宇(八紘一宇)」はGHQによって禁止された言葉です、そのせいで日教組を中心にアレルギー的に悪いものとされています。でも神武天皇は即位したのが紀元前660年ごろといわれているので、昔すぎて、GHQや日教組のいちゃもんは、本当にただのいちゃもんです。

尚「あめのしたをおおいて」を全世界とするのは世界地図を知っている近代以降の感覚なので、当時の感覚としては日本と解したほうが自然だと思います。

この言葉は、争いの絶えなかった当時の日本で、争いをやめて日本に住む人は(敵味方なく)皆家族として協力していこう。という趣旨の言葉です。だから日本は各地の文化伝統宗教を残し続け、結果八百万の神々という状態になっています。

一部の学者が神武天皇不在説をとなえて一連の話を消そうとしていますが、その程度では本質的な日本精神を壊す事はできません。

神武天皇がいたか否か、これを言ったか否かは本質的ではなく、大切なのは、その後の歴代天皇がこの精神を重視し、仁徳天皇のように国民を慈しみ、国を守ってきたことが大切なのです。日本の形がこの理念によって形作られてきたともいえます。

どこでも初代は国の形を作ります。

非常に攻撃的だったり、卑屈なファンタジーで始まった国はいまだに初代の怨念にとらわれて苦しんでいます。

日本はそれまで内乱だらけだった国を統一した際に、勝者の側が敵をつるし上げる事もなく宗教まで残して、詔で敵味方ノーサイド宣言をしました。もしそれがなければ根深い恨みをつくり、中国の王朝交代の歴史のように血で血を洗う権力闘争が行われていたかもしれません。または勝者が敗者を格下に扱う奴隷制を作ったかもしれません。(実際朝鮮半島はあの狭い半島の中で苛烈な奴隷制度を作って同民族同士で搾取しあっていた)

民族宗教と平和を作る物語装置「古事記」

日本国民は同質性が高いのが特徴ですが、その文化は多様性を持っています。日本の神話には世界中の物語が入っていると言われています。つまり世界中から人がきていたということです。古代の日本は移民国家だったのです。
そして統一の際に、彼らの文化や宗教を破壊せずに残し、最期は一つの家族になるよう神話としてまとめあげました。だから様々なルーツを持って日本列島にやってきた人々は同じ日本人として生きていくことができました。そして長い年月を経て同化し、今の日本ができています。

しかも日本は一度も他国に侵略されなかったので、その多様性と独自性をずっと守る事ができました。

侵略されなかったというのは重要な事です。

侵略があると、侵略者はその土地の宗教を破壊するのが常です。それによって精神を破壊して価値観を押し付ける事ができるからです。
でも日本は侵略されなかったので、太古の昔に生きていた人々と同じ神を信仰し続け、その祭祀や文化伝統を守り続けているのです。だから日本は強烈な独自性を持っているのです。

かつて世界中にはそれぞれの民族の宗教がありました。でもエジプト神話はイスラム教にかわりました。ギリシャ、ローマ神話もキリスト教に変わりました。多くの宗教が駆逐され時には侵略によってグローバル宗教に変わっていったのです。

それらの宗教には、民族のルーツは何も載っていません。聖典をいくら読み込んでも何も分かりません。(例外的にユダヤ人はルーツを学ぶ事ができる)

大陸はずっと侵略と争いの歴史でした。だから世界的に見ても、日本人が自分たちの歴史と宗教をもっているという事は非常に珍しくて貴重な事なのです。

日本には古事記があります。

あれは全国の宗教を一つの物語に統合したものなのだそうです。その物語によって日本国民全員のアイデンティティを守り尊びながらも、皆が兄弟になるというアクロバティックな事をやっているのだそうです。支配と被支配の物語に置き換えがちな大陸とはえらい違いです。

だから出雲の国の宗教だった出雲大社は天照大神の弟スサノオの子孫のお社として、今では縁結びスポットになり全国から参拝客を集めています。伊勢に行って出雲に行く人は決して珍しくないでしょう。そして古事記には地域で崇拝されていた様々な神々が記されています。だから地元の神社に参拝して、この神様は誰かと調べると必ず古事記の世界に到達し、実はみんな家族なんだという神武天皇以来の一体感を自然と学ぶようになっています。

人々の意識を平和的に統合していく日本神話は、歴史の面でも手法の面でも非常に優れていると思います。

アブラハムの宗教(ユダヤ・キリスト・イスラム)はずっと兄弟同士で争っていますが、それはどの宗教の信者も強くなったら弱いほうを弾圧し、最悪改宗か死かと迫り棄教させようとするからです。違いを認めない事で争いを生み続けています。

本来は強者の思いやりこそが平和を作ります。

日本の建国の詔が単に天皇の統治を宣言するもので、しかも古事記で一方的な物語を作っていたら、きっとこれほど長い歴史を日本は作れなかったのではないかと思います。

神社という民族の記憶保存装置

第二次世界大戦後、アメリカによる日本解体は多分野にわたりました。教育分野でもそれは行われました。

それは四十代以上の人々を見ると成功したのだろうなと思います。四十代以上の人々の中には強烈なアンチ日本やアンチ天皇を主張する人々がいます。テレビではアンチ日本を主張すると受けるのか、そういう人々がたくさん日本への罵詈雑言をはいて喝采をうけていた時期がありました。今はそういう人があまりいなくなったせいか、わざわざ外国人タレントを起用してその役をやらせています。
きっと戦争がまだ遠い昔ではない時期、彼らの祖父母の歴史を子孫が肯定しないように、歴史から脱却させるためにそのように洗脳または教育されてきたのだろうと思います。紅衛兵とかカンボジアの子供が親を密告した例でもそうですが、やはり教育が一番手っ取り早く効果を出せるようです。

その結果なのか分かりませんが、日本では日本神話を教えなくなりました。

トインビーが滅びる民族の条件をあげています。

遠田大亮 on Twitter: "12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。アーノルド・トインビー"

日本は戦後、神話を教えませんでしたが、各自がそれを学びつづけた事で完全に滅ぼす事ができずに今にいたります。

なぜなら日本には全国に千年をこえる歴史をもつ神社仏閣が大量にあるからです。

神社は民族の記憶を保存する装置です。(仏教は多くの場合神社よりは宗教施設感が強い。仏典があるからというのが大きい)しかもそれが全国津々浦々、どんな田舎にいってもあります。

神社はコンビニの3倍もあるとされます。

しかも神道は自然を崇拝しているため、山や滝そのものがご神体になっている場合もあり、破壊することが困難です。日本の美しい自然はこうやって守られてきた側面があります。

これを壊す方法は、一神教かつ偶像崇拝を禁止する宗教の人々または宗教そのものを否定する人々(共産主義者)が大量に入ってきて、在来の文化を破壊していくことで可能になります。彼らの大量流入と植民を行って、ようやく日本文化の神髄は破壊されます。

つまり移民政策です。

驚いた事があります。アフガニスタンの国費留学生が浅草寺にいって、石像を破壊したそうです。アフガニスタンは強烈なイスラム教国家の一つですが、国費留学生ともあろうエリートまでもがそういう野蛮な事をするのかと驚きました。エリートはそんな愚かな事はしないという思い込みを打ち砕かれました。(そもそもなんで浅草寺に行くのかという疑問もある。宗教風エンタメ施設だとでも思っていたのだろうか)

他にも神社の放火事件や、放火と思われる不審火や神社の焼失が全国で起こっているので、意図的な文化財破壊は重罪にすべきだと思います。(放火は死刑または無期懲役)

なぜなら彼らは精神の破壊を強く意図してそれを行っているからです。その被害にあうのは一人二人ではなく、そこに住む人全体です。数千から数万に及びます。ひいては、日本文化と日本精神の破壊につながります。しかも数百年、数千年の時を保存していた文化財は、破壊されると二度ともとにもどりません

観光のついでに、靖国や中小の神社に嫌がらせやいたずらをしてSNSのインプレッションを稼ごうとする訪日観光客があらわれています。

彼らにそれは重罪だと分からせるべきですし、それをしなければ彼らの嫌がらせ、もとい日本人の精神破壊を目的とする行為はやみません。

大量の移民は先住民の民族自決権を脅かす

民族自決権は、アメリカ大統領のウィルソンが提唱した比較的新しい概念で「民族はその政治的地位を自由に決定できる」というものです。

当時は帝国主義の時代で、弱い地域は強い国々によって支配されていました。当時は理想主義的な話だとされていましたが、被植民地が次々と独立していく過程で力を持つようになりました。

現在、この民族自決権「自分たちの運命は自分たちで決める」という事は当たり前に受け入れられています。

でも大量の移民は、これを脅かします。

アメリカの例になりますが、ネイティブアメリカンにとっての民族自決権と望む世界は祖先の土地を守り平和に生きていくことでした。入植してきたヨーロッパの白人たちにとっての自決権と目指すべき社会とは全く違うものだったはずです。
文化も価値観も全く違う上に、白色人種至上主義の思想もあって、アメリカ大陸ではネイティブアメリカンの虐殺が広範囲で行われていきました。最初、新参者で右も左も分からないだろうと、入植してきた白人に親切に接していたネイティブアメリカンに彼らは恩を仇で返したのです。

その後、ネイティブアメリカンは祖先の土地を奪われて荒れ地に追いやられ、少数派になっていきます。そして白人支配による安定が作られ、アメリカという国はできています。

多くの国がこのような歴史的な過程を経て作られています。特に大陸側は民族の移動が陸続きで容易なため、支配と被支配の関係を作ろうとしたり、暴力で物事を動かそうとする傾向が強く残っています。八百万の神が集結していつも話合いをしている日本とは文化が違うのです。

ネイティブアメリカンの利害と入植してきた白人の利害が一致しなかったのと同じように、ヨーロッパ先住民とそこに押し寄せる難民移民の利害はほとんどの場合一致しません。だからイスラム法をキリスト教国で主張する移民たちが現れるのです。

異なる集団は別々の国に住まなければならない理由です。異なる文化風習価値観の人を混ぜるからカオスが作られていきます。

彼らを混ぜれば争いが生まれて、既存権力に伏しない人々による国盗り物語のような事が始まります。

社会の安定性のためには同じ民族文化宗教の人達が集まって、それぞれの国で住む必要があるようです。

日本は、日本に同化できる人、日本の文化伝統風習を尊敬して守ろうとする人はどこの国の人でも受け入れますが、侵略の意図を持っている人や和を乱す人達とは共存できません。日本は外国から来た人々をおもてなししようとします。多少の無礼は歯を食いしばって耐えようとします。それで調子に乗る人々までいます。でも日本は日本を守るためにも、そういう人々は追い返すべきです。

最近ドイツに難民移民として移住したイスラム教徒らがカリフ制とシャリーア法に基づく統治を求めているようです。参考(簡単にいうと厳格をこえて前近代的なイスラム国家にするということ)

かつてのドイツでこんな事が想像できたでしょうか。イギリスでもイスラム主義をかかげる地方議員が当選しています。参考

こうした動きは、移住先の文化や伝統や歴史を完全に無視したものです。フランスもイギリスもドイツもキリスト教の国なのだから気に入らなければ自国へ帰ればいい、そもそも何で来た、といいたいところですが、これが移民問題の深刻なところです。

移民一世は自分の国があるのでそこへ帰れますが、二世以降はその国の人間になっているのでその国以外に帰る場所がないのです。
同化できなければアイデンティティを喪失してしまいます。そういう人達が国民の中でかなりの割合を占めるようになったせいで社会が不安定化し、先住民と移民との間で摩擦が起こっています。

しかもイスラム教徒にとって棄教は死を意味するので自分を変える事ができません。周りを変える事でしか生きていけません。

だから移住先を厳格なイスラム国家にしようとしているのです。(彼らはルーツを知らないので、イスラム法にのっとって国が運営されればすべてよくなると幻想をもっている。一世はそこから逃げてきたというのに)

これはヨーロッパ各地で起こっている問題です。

また、今は日本では認められていない外国人参政権ですが、移民2世3世は外国人ではないので認められます。

NHK党が「中国から10億円で帰化中国人を参議院選挙の特別枠に入れてくれ。と打診された」と言って一時話題になりましたが、そんな金を使わなくても移民2世3世が多数派を占めるようになれば彼らの望む人が議員になり、いずれ首長になります。

金も暴力も使わずに、日本以外にルーツをもつ人々によって、日本の歴史伝統や文化とは全く違う価値観を掲げる人々が欧州のように権力を持つ可能性も考えなければなりません。

そうしたリスクも考えずに5年で80万人もの外国人労働者を入れる、実質的な移民制度を進めてはいけないと思います。

カリフ制:イスラム過激派が、近代の国家制度を否定して、伝統に立ち返ったカリフ制のイスラム国家建設を主張している。 カリフは、元々は預言者ムハンマドの死後、イスラム世界の指導者を意味する。

シャリーア:シャリーアとは神が人間に示した「正しい生き方」を意味することばで、もとの意味は「水場への道」であった。 コーランとハディース(ムハンマドの言行録)に基づき、イスラームの信仰内容、儀礼から、国家の行政、家族、身分、商取引などあらゆる分野で体系化されている。

自分たちのルーツ

よって立つ場所がない、精神の居場所がない、という経験を(個人の経験を除き)日本人はしたことがありません。自分の祖先について話してくださいと言われた時、日本人の多くは割と細かく語る事ができます。民族の歴史があるからです。しかも戸籍を調べれば家の歴史までかなり詳しくわかります。明治や江戸時代くらいまではだいたいみんな遡れるようです。すごい家柄の人だと鎌倉とか平安までいくかもしれません。

移民の場合は、それが語れないのです。

ぼんやりと100年前はみんな奴隷だったとか、出稼ぎのためにやってきた移民だったとか、冗談ではなく(世界史的に)そういった事しか語れないのです。(これでは団結できないのでアメリカのような移民国家では国旗に忠誠を誓わせる制度や物語が生まれます)

移民のように自ら歴史を捨てた場合でさえ歴史喪失によって失うものは、移住先で多少金を稼いで生活が良くなったくらいでは満たされるようなものではないようです。

だから歴史と伝統には無条件で価値があるのです。

ヨーロッパ等では古いものに価値を見出して労力とお金を惜しまずに残し続けています。

たとえばポーランドは第二次世界大戦で木っ端みじんに破壊された街並みを鬼の執念で戦前の街並みにまで復活させました。

壊れたものをわざわざ元通りに戻すなんて、一見非合理的で非経済的に見えるかもしれません。

でもお金にできない価値がそこにはあるのです。

民族の誇りや伝統、それの集大成である歴史、それを守り続ける事によって精神のよりどころができ、同じ価値観を持った人々が集まって社会をつくり、機能しつづけ、一つの文明ができていくのです。

ポーランドが鬼の執念で復活させたワルシャワ歴史地区

歴史と伝統VS今だけ金だけ自分だけの価値観

一部企業の利益のために安い労働力を入れろという強い圧力が政治にかかっているようですが、それをすることで失われるものについて考えてほしいと思います。(国会中継を聞くと、移民を入れようとしているのは労働者に暴力を働くブラック企業だったり、効率化が行われず生産性が低いために十分な給料もだせず日本人を集められない業界のようなので、市場原理を働かせて淘汰したほうがいいと思う)

しかも実質的移民制度なのに、政府は移民ではないと言って国民を欺こうとしています

政治の側も移民が良くない事だと自覚しているに他なりません。高度人材ではなく、単純労働を予定して入ってくる「低技能外国人労働者」は日本の労働者と仕事を奪い合うでしょうし、一部企業の利益にはなっても、治安の悪化、将来の社会保障や行政コストの増加等、日本経済にとって必ずしもプラスにならないと思います。

安い労働力の利益は企業が受取り、そのリスクは無関係な人と社会が負うのですから、正直に移民政策について国民に問うべきです。

人口を維持しても日本人が希釈されるのでは日本文明は維持できません。日本列島はそのまま残るでしょうが、日本人が多数派ではなくなる可能性があります。(母国で少数派になってしまうとどうなるか、それは高齢者に苛烈な搾取をされている現役世代を見れば分かります。全く声が通らず車も買えず子供も産めないほど搾り取られるのです。選挙で多数派にならないと同じ日本人でさえこうなります)

そして宗教や文化の違いから、長年守られてきた全国の歴史ある神社仏閣が危険な状態になり、アイデンティティの危機や安い労働力の結果としての犯罪が増えます。(今も中国とベトナム人の犯罪が多すぎる。外国人労働者は高度人材しか入れてはいけない)

社会を不安定化させるのなら、それは何のための移民政策なのか、果たして本当に良いことなのかという問題があります。今はすべてが順法意識の高い日本人仕様の法律になっているので、法の穴をみつけて利用しようとしたり、そもそも捕まるまで何をしてもいいと思っている順法意識皆無な外国人に対応できていません。法的にゆるすぎるので変えるべきです。

移民政策は不可逆的な政策です。
ヨーロッパを見ればわかるはずです。ゲルマン民族の流入で亡びた西ローマ帝国や、白人の入植によって祖先の地を奪われたネイティブアメリカンのように、大量の移民は国の形を変え、最悪滅亡します。それを日本で起こしたいのかと問いたいと思います。

移民政策については国民的議論をすべきです。決して欺いてはいけないと思います。

来日外国人犯罪の国籍・地域別検挙状況(令和2年)参考

技能実習生と留学生の検挙率高すぎて笑えない。

最初から犯罪するために入ってきてるのかと疑う。
定員割れを補うために外国人留学生を入れる大学を補助金で延命させたらダメな理由。
外国人留学生は高い経済力を持っている人しか入れたらいけない。学費ももちろん高くして貧困層をその時点で排除するべき。今は労働ビザを取れないから留学ビザで入ってきて労働する人までいる。

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知能指数が国によって違うという話、日本で共生できるのか問題
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移民により日本人比率を希釈するリスク
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大分土葬問題、別府ムスリム会長の「2100年に日本をイスラム国家に」で思う事
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