もうすぐ選挙。自民党支持層はどこへ行くのか。日本保守党、国民民主党、維新

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こんにちは、蒼生です。

石破内閣はまだ何もしていないのに(あえて言うなら、総選挙中に約束したことを反故にしてスピード解散した)

支持率が30%以下にまで落ちているようです。

オールドメディアの持ち上げ方と落とし方は毎度毎度激しいものがあります。そもそも石破氏が党内野党だった時に持ち上げていたのだって、従来の自民党をけなすためであって、石破氏そのものに共感していたからというわけではなさそうなので、オールドメディアのいい加減さを改めて感じます。

 

最近も若者は選挙に行かない、政治に関心がない、という事を演出するために、若手の役者を使って歩行者を演じさせ、選挙にいく意味ない的な事を発言させていたという事がバレて燃えていたので、今時テレビの政治ニュースと支持率ほど信頼できないものはありません。

でも、石破自民党が、従来の自民党支持者から不安視され、票を流す結果になっているのは確かなようです。

今回の選挙で自民党に失望した票が他党にかなり流れる見込みで、その行きつく先が保守党と国民民主党のようです。

立憲は、選挙中に増税を発言してしまうくらいですし、高齢者票へ全振りした経済政策や高齢おひとり様支援といった亡国政策を掲げているので、まともな人は立憲には投票できません。

日本保守党

保守党はできたばかりの政党ですが、はやくも石破自民に失望した元自民党支持者たちが流れていて、はじめての選挙で数席の議席を獲得する勢いのようです。

日本保守党は、高市早苗自民党だったら票を伸ばせなかったと思います。そういう面から言っても、石破自民と高市自民だったら高市自民のほうがよかったのではないかと思います。落選する自民党議員たちは後悔するのではないでしょうか。

保守党は、思想では最右翼政党です。ここに共感する人が保守党の支持者になっているようです。

そして一番重要なのは、減税日本の河村たかし氏がいるので経済政策でも右翼だということです。小さな政府的な主張をしています。つまり自民党が本来あるべきだったポジションにそのままいるのが日本保守党です。自民党支持者が日本保守党を支持するのは納得です。

自民党はといえば、有名なケネディ演説を誤用して、国民が国のために何ができるか、という言葉を引用し、増税をほのめかすようなことをテレビ中継で言ってしまうくらいナンセンスです。ケネディは、今のアメリカのように、自由という大義が危機に瀕したら一人一人が自分に何ができるか問おう、という国のあり方について語っただけで、北朝鮮のように国民から金を巻き上げて将軍様のために何ができるか問おうといっているわけではありません。日本の場合でいうなら、おせっかいな国連が皇室典範が男女平等に反するとか突然難癖付けてきたらしいので、それは自由民主主義と国家主権の侵害であり、わが国の長い歴史への冒涜なので、この理不尽な難癖に対して、一人一人が何をできるか問おう、というような場合に使うべき言葉です。

(でも石破さんは夫婦別姓賛成で、女性宮家賛成だから、難癖だと気づかないかもしれない…)

何もしていないのに下がり続ける支持率といい、テレビでの失言といい、石破さんは本当に大丈夫か、と思います。

自民党支持者は、自民党の総裁から、立憲やれいわみたいな主張を聞きたいのではなく、保守的な言葉を聞きたいだけだったのに完全に逆をやっています。石破総裁は自民党議員の人選ミスです。

ハンバーグ屋にいったら、大豆ミートが出てきた時くらいの、それじゃない感が今の自民党の支持率低迷の原因です。

国民民主党と日本維新

それから、石破自民党に失望した層が国民民主党にも流れているようです。

国民民主党は、元民主党なので明確に左派です。

大きな政府的な思想を持っていますが、自民党の政治があまりに苛烈すぎて、江戸時代の五公五民と言われるほどの税負担率になってしまっているので、減税を主張しています。これが生活に苦しむ層に刺さっているようです。

(今の自民党は国民民主党よりも左翼になっている事に気づいたほうがいい)

自民党支持者のうち中道左派的なグループが国民民主党にシンパシーを感じているようです。

自民党の経済政策は、間違いなく左翼です。

国民から大量に徴収して、それを恣意的にばら撒くのが左翼の手法であり、自民党の常とう手段です。だから、従来の自民党の経済政策に共感を示しているのも左翼的支持者です。自民党も、本来は保守政党だったのかもしれませんが、支持者が利権誘導したい人ばかりだから、経済政策がどんどん左翼的になってしまったのが自民党なのではと思っています。

この徴収方法とばら撒きに異議を唱えているのが維新ですが、国民に改革は刺さらないようです。

自民党のばら撒きに慣れてしまっているせいか、何が自分に還元されるのかという点を重要視している人が多いからです。

だからその点で、抽象的な改革を主張する維新と、金銭的メリットを主張する国民で、明暗が分かれています。

毎日の生活に困っている人は、改革の必要性なんて考えられないので、この党に投票すれば、負担が軽くなる、手取りが増える、とわかりやすい金銭的メリットで訴求したほうが刺さります。

維新と国民は、今回社会保険料の軽減を訴えていますが、細部が少し異なります。

医師会と高齢者に忖度なしで喧嘩を売りに行く維新の医療維新のほうが、より強い改革を期待できます。(その分燃える)

国民民主党はどうしても既得権を持つ側への配慮が消えません。あと、年金も上げるという矛盾した事を言っているので少し怪しいと思います。資産が多い人への更なる課税も考えているようなので、そこはやはり左派です。

 

細部は色々ありますが、いずれにしても今回の選挙は若年層にとっては、いい選挙だと思います。

高齢者向け政党の立憲と自民党以外に、未来をまじめに考えた政党がふたつあるので、ちゃんと選択できます。

この二つの政党が切磋琢磨して、改革をしてほしいと思います。

関係ないけど、今回の写真は霖雨蒼生をイメージした写真。青々と茂る青民草。

(高齢者向け政党が自民、立憲、公明、共産。しかも程度の違いで全部左翼。国民の税金をむやみにばら撒き続ける。

現役世代向け政党が国民と維新。この二つで、高齢者政党を抑えて中道右派と中道左派で政権交代できるようになってほしい。

今まで現役のための政党というポジションは維新だけだったので、完全ブルーオーシャンだったけど、国民が参加してきたので、差別化して切磋琢磨してほしい)

 

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