移民が給料の安さを維持し、機械化をさまたげ、衰退を招く理由

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選ばれし者しか来れなかった日本を安売りする石破政権

こんにちは、蒼生です。

石破政権がインドやバングラデシュからも大量の移民を受け入れると勝手に約束しているようです。

インドは今江戸川区等にインド人コミュニティがありますが、今日本に住んでいるインド人は高度人材、いわゆるエンジニアで、下手な日本人よりも頭がよくてマナーがいいです。しかも今はインド人コミュニティ内で新たに来たインド人が日本社会に溶け込めるように、日本人と摩擦を起こさないように、ごみ捨てとか様々なマナーを教えています。

今いるインド人はものすごく努力をしているので、インド人問題なんて今までありませんでした。

でもまずは5万人受け入れて、今後5年で相互で50万人となると、間違いなく問題が出てきます。

インドと5年で50万人の人材交流へ…石破首相がモディ首相と「防衛・安全保障」「経済連携」「人的交流」で連携強化確認 日印首脳会談(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
石破首相はインドのモディ首相と会談し、幅広い分野で連携を強化する「今後10年に向けた日印共同ビジョン」の策定などを盛り込んだ共同声明を発表しました。 石破首相: 日本とインドが知恵を出し合って解決
インドの成長取り込み、企業進出は足踏み 日本へ専門人材5万人計画 - 日本経済新聞
石破茂首相は29日、インドのモディ首相との会談で同国から5年で専門人材5万人の受け入れをめざすと表明した。インドの経済成長を取り込むため官民挙げた協力枠組みを相次ぎ立ち上げた。政府が後押しする背景には企業の進出や人材交流が足踏みする現状がある。石破首相は29日の「日印経済フォーラム」の演説で、インドへの日本企業進出を後...

低賃金で国際的エリートを雇おうとする傲慢な日本企業

インド人5万人計画で多くの人が危惧しているのは性犯罪です。今まではインドのエリート層が少数しか日本に来ていなかったので、そういう問題は起きていませんでした。

でも5万人とか、完全に植民レベルの人数です。真面目なインド人コミュニティで管理しきれる数ではありません。

しかも日本は給料水準が安すぎるので、本当に能力のあるエリート層は米国やオーストラリアに行ってしまうため、下層階級が来る可能性があります。

以前、日本の大手に就職が決まったのに給料が安すぎて絶望してるインド人エンジニアを見たことがあります。

世界で争奪戦が起きているエンジニアに年俸1500万も払えない日本は、本当にカスみたいな給料水準だと思います。日本は安すぎて選ばれない国になっています。もはや発展途上国に毛が生えたレベル)

そうなると5万人来る中にはエリートとは言えない、素行の悪い人も含まれるはずです。だから多くの国民は心配しています。

インドはとにかく性犯罪が多いことで有名です。日本とは文化や性同意が全く違うので、母国の価値観や受けてきた教育に従って、日本で犯罪を働く人が出てくることを多くの人が危惧しています。

そんなことはない!来るのは立派な人達だと反論が返ってきたとしましょう。

であれば、日本は5万人もインドのエリートを奪うことになるのです。それはインドの未来をまるごと横取りするようなもので、日本人として心から恥ずべき事です。

かつての日本は発展途上国に大学を作って、その国でエリートを育てて、彼らが自国を引っ張っていけるように努力していたのに(台湾の李登輝総統や韓国の朴正煕大統領等)今は新興国から若い芽を摘み取って、世界水準で見ても恥ずかしいレベルの低賃金で雇おうとする、みっともない国になりました。

給料が安すぎて企業も機械化するメリットがない

日本は給料が安すぎて、機械化するくらいなら人を雇ったほうがマシという状態になっています。

自民党の素晴らしい政治の結果、30年も成長できなかったせいです。

だから、今人手不足で多くの企業が求人に困っているのはいいことです。

ここで給料がどんどんあがって、一人当たり1000万ださないといけないとなれば、企業の側も先を見越して機械化しよう、AIで自動化しようとなります。アメリカではまさにそうなっています。

でも日本は平均賃金がわずか400万円です!平均なので400万以下で働いている人も大勢います。日本人はとてもまじめで仕事が丁寧なのに、不当に給料が安すぎます。

社会保険料の負担が重くて給料を上げにくいとか(社保倒産もある)、簡単に給料を変えられないとか解雇規制が厳しいとかで、給料をなかなか上げにくかったり、労働者のほうもあまり転職しないため人の移動が少ないから給料が上がらない等、様々な理由があるようです。

なんとかして給料を上げていかないと、国内経済も弱いままですし、機械化も進んでいきません。

それなのに、弱い企業や業界の意向にそって安い外国人労働者を入れてその場しのぎをしようとするのが自民党です。きっと失われた30年を今後も更新させたいのでしょう。

今さえよければいい、自分たちさえよければいい、あとは知らない。
何十年も前からわかっている危機ですら放置し、棚上げし、問題を雪だるま式に大きくして、問題から逃げられないとなっても何もせず、じり貧になっていく。。
移民政策は根本的な問題から逃げるものです。
大量の移民は、日本を根本から破壊する愚策中の愚策です。
将来、より大きな問題を生み出します。まずは移民の大量流入により世界の中でも極めてユニークで太古の昔から維持されてきた日本独自の文化を壊し、善意で成り立っていた風習と人々の統合を破壊し、社会を極めて不安定にします。
さらに、もっと悪いのは移民が高齢化したときです。彼らは労働者としてきて、その後社会保障に頼るようになるはずです。日本の過剰社会保障は日本人だけでも、もう支えきれなくなっています。賦課方式なので、人口が増え続けないと維持できないからです。
でも無限に人が増え続けるなんて絶対に無理です。(アフリカは今増えてますが…)

今は社会保障の維持のために移民を入れようとしていますが、将来彼らが高齢化したとき、日本は経済的にも完全に終わります。

労働力ではなく、人が来る。という事実から目を背けた結果、ヨーロッパがどうなっているか見たらわかるはずです。自前ではなく外から労働力を呼ぶのはカンフル剤です。決して、常用してはいけない危険な選択肢です。

AIで負けて、ロボティクスでも負ける日本の未来

もし人の雇用にめちゃくちゃお金がかかるとなれば、企業は機械化をすすめます。
そして機械化が進めば、その機械を提供する企業が儲かります。
そして技術革新が進みます。

中国は人海戦術をとれるのが強みの国なのに、AIとロボットにめちゃくちゃ投資しています。
中国はこの分野でアメリカに勝てれば覇権をとれると分かっているので、本気でそこに投資しています。

対する日本は、労働人口が減少し続けていて、AIと機械にこそ投資しなければならないのに、それは全くやらずに逃げて、世界中から安い労働力を求めて、ただでさえ安い賃金を安いままに据え置こうと努力しています。

トップの戦略の有無が、日本の将来を決めてしまいます。

ロボティクスは日本が今まで強みとしてきた分野ですが、今のままでは中国に負けると思います。

そして恐ろしいのは、将来自前では大したものは何も作れず、AIとロボットの両方で、他国に使用料を払う経済植民地になることです。もし中国製ロボットが日本市場にあふれて消費者が買うようになったら、日本も中国本土同様の監視社会になる可能性があります。(今も中国製機器はその危険から使用が禁止されている国々もある)

日本は安い労働力なんかを入れている場合ではないと思います。

政府もくだらない補助金をばらまいて票を買っている場合ではありません。この特定戦略分野に集中投資しないと、将来日本の市場を某国のロボットが占有するようになります。

中国政府「人型ロボ市場は200兆円に」 失敗リスク許容、投資活発 - 日本経済新聞
中国がまだ黎明(れいめい)期の人型(ヒューマノイド)ロボットに対して、大規模な投資や産業成長に向けた環境整備を進めている。背景にあるのが、人型ロボットは自動化の可能性を汎用タスクに拡大し、自動車やスマートフォンなどと同様、社会を変える産業に成長するとの期待感だ。2025年7月18日、野村総合研究所(NRI)は「中国にお...

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