こんにちは、蒼生です。
ピーター・ティール率いるパランティアが、ASD、ADHD、ディクレシア等の、日本でいう発達障害とカテゴライズされている人々を積極採用するそうです。
これ、左翼の理想主義者がNPOとか立ち上げてやるんじゃないんです。冷徹な合理主義者ピーター・ティールがやるんです。
ピーター・ティールは決して慈善事業でビジネスなんかしません。彼は、自分のビジネスを成功させるために必要な人材を集めようと考え、それでこのグループに目をつけました。
優秀な人はどこでも奪い合いで、アメリカではAIのトップ人材は特に莫大な年俸を用意しないと来てくれません。そんな中、ピーター・ティールはブルーオーシャンを見つけました。それは、全く注目されていないどころか過小評価されている、あるグループでした。
それは、日本では発達障害とカテゴライズされている人々で、統計的に見て非常に有能なのに、なぜか社会からつまはじきにされて、収入が低い人々が多かったのです。ティールは、この誰も注目していない「優秀な人材群」の積極雇用にのりだしました。
成功者の多くが、日本でいう所の発達障害という事実
ASDから見ると、普通の人の方が知的障碍者のように見えるそうです。
イーロン・マスクはアスペルガーであることを告白しています。
GoogleはASDの巣窟のようになっているそうです。(優秀な人を集めたら自然とそうなったぽい)
日本では「発達障害」と呼ばれて、普通の人よりも劣っているかのような誤解を与えるカテゴライズがされていますが、ASDやADHDやディクレシアが統計的に見て非常にユニークで優秀な存在であることはデータから分かっています。
例えば、ADHDは普通の人に比べて5倍起業するとかです。
経営者はだいたいADHDとASD説があるのは納得です。
日本の学校では発達障害認定されると、様々な矯正が入ります。そして、使いやすい普通の人にしようとします。
でもこれは脳の傾向とか情報処理の仕方の違いなので、学校で指導したくらいで治るものではありません。むしろ矯正しようとするほうが、長所をへし折る無駄な行為です。虐待といってもいいかもしれません。
イーロン・マスクは子供時代激しくいじめられたそうですが、さもありなんです。ASDは協調性がなくて思った事を言ってしまうので、普通の人達からすると「嫌なやつ」になり、いじめられやすいからです。
公教育というのは、基本普通の能力の子供が普通に成長するための最低限の基礎教育を行う場所なので、ASDとかADHDとかディクレシアはどうしても浮いてしまいます。
そのため、発達障害認定されたら、学校には行かないという選択肢があってもいいと思います。高知能なら自学自習なんて楽勝なので、わざわざ学校という危険で無意味な場所にいって時間をつぶす意味がありません。(低知能だと困るけど、行ってもどうせ勉強できないので家で好きな事やってたほうがいい)
人間は本能的に差異に敏感で、子供は容赦ないので、彼らはいじめの標的になりやすいからです。
ASDとかADHDに協調性を求めるのは拷問にも近く、能力的に無理なんじゃないかと思います。めちゃくちゃ努力すればできるかもしれませんが、協調性から得るものよりも、失うものの方が大きすぎます。
学校では協調性を第一に教えます。それは普通の子供にとっては、ほぼ唯一の生存戦略であり、必要なものだからです。でも協調性があることで失うものがたくさんあることを教師は知りません。
イーロン・マスクに協調性があったら、革命的な事業の数々なんてできません。
性質とか能力というのは、裏表の関係です。
共感能力とは、めまぐるしく変化する感情という、とらえどころのないものを把握して対応する能力です。これも一種の才能です。
この能力が極めて低い人々もいます。彼らはかわりに深い思考能力やパターン認識能力を持っています。ピーター・ティールは、普通の人間の仕事はAIやロボットにおきかわっていくので、その上位に位置してコントロールする側の人間として、この疎外されていたグループの採用に乗り出しました。
今までは人間同士が協力して成果をあげていましたが、その相手は今後AIに置き換わります。AI相手の協調性とかまじで無用の長物なわけです。
それよりもAIを効率よく使役したり構築したり指導したりすることの方が価値があります。それには、高度なパターン認識能力のほうが必要で、それは発達障害といわれている人達の方が普通の人達よりも得意だったりします。彼らは協調性や共感力がない代わりに、その反対側の能力に秀でています。
イーロン・マスクが日本企業に新入社員できたらたぶん災厄レベル
日本では新卒一括採用という不思議な制度があります。それで何もできない大卒とかが一斉に新入社員になります。
日本企業では何もできない新人を教育して自分の会社色に染めたい欲求があるらしく、能力のあるスキル採用よりも新卒採用のほうが多いという傾向がありました。(最近変わってきてるらしいけど)
仮にイーロン・マスクとかスティーブ・ジョブズみたいなのが新入社員で入ってきたとしましょう。その部署は災厄レベルで頻繁にトラブルが発生しそうだと簡単に予想できませんか。
まず協調性0。無駄なルールとかをガンガン指摘し始めて、自分で勝手にルールをつくって最適化し始めます。こういうのが、たとえ正しくても許せないのが多くの日本企業です。だから生産性が低くて変化が遅い。年功序列で、生意気すぎる彼らは攻撃の的になるのは間違いありません。
だから何もできない新人をあえて雇いたい会社がいっぱいあるんだと思います。
でもAI時代、そういう誰でもできる仕事はなくなります。教育ステージがなくなるか短縮されて、Aiとロボットに置き換わります。ピーター・ティールはその時代を迎えるために、人材戦略を変えました。
ニューロダイバーシティ
珍しい脳機能を持った人々を発達障害というのは、根本的におかしいというか無理があると思います。
障碍者というなら、なんで彼らは普通の人の何百倍も成功してしまうのか。
ASDから見ると普通の人の方が知的障碍者に見えてしまう、というのがまさに真理で、情報処理の仕方が違いすぎてお互いが理解できてないだけだと思います。川の対岸にいるもの同士で相手を指さして、あいつおかしいと言ってる状態。
これをニューロダイバーシティという言葉で表現するのが今時です。
でもダーウィンの進化論では、生き残るのは、最も強いものではなく、変化に適応できるものなので、こういう脳機能の多様性がこれからの時代必要なのかもしれません。そして、こういう人々が人類の数パーセントいることで、人類は今後も適応できるかもしれません。
これまでは、彼らは環境に適応できず場合によってはつまはじきにされていたかもしれませんが、パランティアのような企業が戦略的に彼らを使っていくので、これからは環境が彼らにあうように変わっていくのかもしれません。


























