ハ調という特別な調性

ただひとエリス編

こんにちは、蒼生です。

今ハ長調の曲を依頼しています。ハ調は特別な調性なのでただひとの中では一つしか存在しません。それは調性にはそれぞれ特別な性格があり、ハ調はその中でも特に重要な調性だと思っているからです。

調性には性格があると昔から言われています。ハ調は白鍵だけで演奏される調性です。そのため白と表現されることの多い調性です。

音楽家の中には色彩を感じる人も多いようです。色聴という能力らしいのですが、音楽家に限らず割といるらしいです。

私も曲を聴くと色を感じます。だから私にとって音楽はいつもインスピレーションの源なのです。(クラシック音楽は構成、感情、色彩、作曲家によっては哲学を教えてくれます。だから私にとってそれはいつも最強のネタ帳なのです)

ハ調は、濁りのない、明るく、確然とした響きを持っています。

一言でいうなら、強くけがれなき光 というところでしょうか。

ハ調は17世紀のクラシック音楽のもとになった教会音楽では神の調性とされていたようです。グレゴリオ聖歌は白鍵のみでつくられています。つまりハ調です。(クラシックのトリビアがゲーム音楽の依頼で活躍するなんてね!)

ハ調をベースに音を重ねていき他の調性も生まれていくという調性の成り立ちは

そのころの音楽家の世界観を察することができてとても興味深いです。

神をたたえる曲としてはニ長調も非常に多い調性です。一番の理由はニ長調は弦楽器が鳴りやすい調性だからで、次がD=デウスというあてはめによるものだそうです。

ヘンデルのメサイアの有名なハレルヤコーラスなんかが有名ですね。

ハ長調で有名なのは、なんといってもバッハの平均律クラヴィーアの一番プレリュードです。

バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調

この曲なにがすごいって分散和音と掛留音でできてるんですよ!

美味しい野菜に塩かけましたくらいのシンプルさです。そしてあまりにシンプルで完璧すぎるので、作曲内容自体は超絶簡単なのに、後の世代の作曲家がなかなか超えられない…!という大名曲になってしまいました…。

グノーはバッハのプレリュードというシンプルな野菜サラダにハムのせました。

グノー=J.S.バッハ : アヴェ・マリア   C.Gounod = J.S.Bach : Ave Maria

掛留音とは YouTubeで演奏動画見た方がわかりやすい。左手がやってること。バッハの作品は掛留音を多用するのが特徴らしいです。

ハ調の和音は(鳴らしてみると分かるのですが)あまりに明るくて確然とした響きなので、聴く側はまぶしすぎる閃光のような印象を抱きます。

それはそれでハ長調らしい響きなのですが(ベートーヴェンの交響曲五番の四楽章はハ調がもつ閃光のような印象を最大限活かした曲)、バッハはこの和音を分散和音にすることで音が同時に鳴らないようにしています。この曲はそれぞれの音を鳴らしたあとの余韻だけで響きを保っています。その上に掛留音を施すことで感情の陰影を見事に作りあげています。

この曲には途中で黒鍵を鳴らすところがあるのですが、途端に暗くなります。ハ調らしくない、ハ調の響きが崩れた緊張感です。そのあとまたハ調らしい響きに戻ってきます。

和音というのは数学的に美しい音なので、バッハの平均律一番はまさに計算しつくされた一曲です。

 

そして私はこの歴史的名曲をサンプル曲として送りつけるというパワハラをやっています。

ただひとの楽曲を作ってくれている人は皆音楽的才能を持っている方です。

だから私の意図を理解して必ずハ調の素晴らしい曲を作ってくれると信じています。

そしてその曲は物語のキー(鍵)になります。

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