本当は皆、生まれつき平等ではない。

考え方

生まれつき皆不平等

平等は理想であって現実ではない。

この当たり前な事実を学校ではおおいかくして長期間にわたって嘘と均一性を教育する。だから本気で信じ込んでしまった人たちが大きくなって現実はまったくの不平等であることに失望してしまう。

でも本当は、子供の頃から少数の子供は気づいているはずなんだ。

家柄も能力も体格も生まれつき違う。

しかもその前提条件は個人の努力の及ぶ範囲外のことで、

どうしようもないことなのだ、と。

そのどうしようもない事を変える事はできない。

できるのは現実を受け止めることだけだ。

受け止めた人だけがその次へ進むことができる。

本当は当たり前に、生まれつき不平等なのだ。

こういうことを言うと怒る人が必ずいる。きっと恵まれた家に生まれたんだろうと思う。そして皆同じである「均一性」に価値をおいているから、それに当てはまらない事実に怒りはじめるのだ。

能力的な差異を認めない平等は日本に独特なものなのだそうだ。(海外では能力的な差異を認めた上で平等の概念を掲げるらしい)

その理由は日本が長期間村社会だったことが原因で、突出した人間がいると均一な労働力を確保できず和が乱れるから能力においても同質であることを求めるような価値観がはぐくまれた…と分析していて「へー」と思いながら読んだ。

出る杭は打たれるという有名なあれだ。たとえそれが能力的に優れていても出る杭は打たれる。

 

でも本当は当たり前に不平等なのだ。これは不均質さという意味も含んでいる。

私は福沢諭吉の天は人の上に人をつくらず的な意味で皆平等だと思っているが

生まれながらの前提条件は当然皆不平等だと思っている。

しかも能力や体格においては完全に不均質だ。

この当たり前な事実を覆い隠してしまうから皆うその平等に取りつかれて

同じであることを求めてしまう。

違うことを嫌ってしまう。違うものを排斥してしまう。

でも本当は違うことのほうが当たり前なのだ。

あらゆる前提条件をこえていく

インドでIT産業が勃興している第一の理由に挙げられるのが厳しいカースト制度だと言われている。

生まれながらに下位のカーストに生まれてしまった場合選べる職業に限りがある。そしてそのカーストを超えることはできない。

けれどITは新しい職業なのでカーストで縛られていない。カーストという抑圧のくびきから逃れようとする多くの優秀な人材が必死に勉強してそこから脱出しようとし、今のインドを作っているらしい。

勉強が公平だと思うのは、努力すればあらゆる前提条件をこえていけるからだ。

中国の科挙もそうだ。(家柄や身分に関係なく誰でも受験できる公平な試験)

家が貧しくても親に学がなくても、自分が頑張ってそれに見事合格すれば一気に道が開ける。それが科挙だった。そして激烈な競争の末に一部の人は登用される。

古代中国の場合は、科挙に受かった人はわずかでそれ以外はどうなったか分からないが、今なら仮に試験に落ちてもその学を元手に自分で一旗あげることができる。すくなくともチャレンジすることはできる。

学んだことはその人が死ぬまで離れない。そして消えない資本になるからだ

なぜ子供は勉強しないのか

友人が子供が勉強しないと言っていた。そして、どうすれば勉強するのかと尋ねてきた。一人身なのに一体誰の心配をしているのかと思ったが(親戚かもしれない)

とりあえず子供が勉強しないのは勉強する意味が分からないからだ

そしてそれが何の役に立つのか見当もつかないからだ。

その二つを自分で悟るように仕向けたらいい。

不幸な境遇、つまり不平等な状態で生まれた人はこの二つに早いうちから気づく。

カーストの底辺に生まれた人はいつもそこから逃れたいと思っている。日本はインドよりも裕福で平等な国だが、格差はいまやアメリカに次いで広がっているとされる。(相対的貧困率 アメリカ17.8%、日本15.8%)

貧乏やそのほか理不尽な境遇にある人はたくさんいる。

生まれつき貧困家庭に生まれて貧しさを経験する人もいる。

ただ日本は親の経済状況によらず教育を受けることができるし、ある程度の自治体なら必ず図書館があるし、今ではYouTubeで無料で勉強できる。

苦しみがあったとしてもその原因を特定できれば大概は自分で克服することができる。

ほとんどの問題は、問題があることよりも問題の解決方法を知らないことだ。

それを知って、自分で理想的な状態を獲得可能だと信じられれば、本当にその苦しみから逃れたい人は爆発的な力でそれを取りに行く。

そのためにも本当のことを教えてあげるといいと答えた。

つまりこういうことだ。

我々は生まれつき不平等だ。

家庭環境も能力も体力もまったく同じものはない。

そして社会は不平等にできている。

もし、それを変えたいと思うなら勉強するといい。

それだけはどんなに不平等な運命の下に生まれても君を裏切らないからだ。

しかし問題なのは他人のために勉強する子供が多いことだ。親や教師のご機嫌とりのためにせっせと勉強するのは本当に意味がない。

勉強は自分のために考えてする必要がある。自分に何が足りないのか考えて、

それを埋めるのが勉強だからだ。他人のご機嫌とりのためにする行為は無意味だ。

実際彼らはご機嫌を取る相手がいなくなると勉強する必要がなくなるので勉強しなくなるし、問題に直面したときに自分に何の能力が足りないのかも分からなくなる。

世の中の本当の問題を嘘で糊塗する欺瞞

「神様は不公平なものでね、だいたいにして人間は色々な格差を背負って生まれてくる。金持ちの家に生まれる人、健康な人、病弱な人、顔のいい人、お世辞にもそう言えない人……数えきれないくらいだ。本人には何の責任もないのにね。しかし、どんな星の下に生まれようとも、一日が二十四時間という時間だけは、誰にだって同じだけ与えられているんだ」 本田宗一郎

世の中はほんとうは不平等で残酷にできている。

ただ個人的感想としては経済格差や脳力格差や見た目や身体の問題は、偶然の結果であって善悪の価値観(良い悪い)に帰するべき問題ではないと思う。そういう人は当然いる、いてはならないと考えると一方が途端に不憫になる。憐れみは暴力だ。

大切なのは、これが現実だとただまっすぐに見つめることだ。

そこからすべてが始まる。

世の中は不平等にできているのでそれを改善しようと努めている人は沢山いる。

世の中の不平等を認めずに平等で塗り固める欺瞞の極致がみんなで手をつないでかけっこをする、というある種残酷な運動会だ。

両者の違いは現実をありのままに見ようとするか否かの差だ。

現実を見つめる事ができない人は問題の解決方法が一生分からない。

・YouTubeの挑戦

YouTubeが教育系YouTuberの育成に熱心なのはそれが再生回数が多いからではなく、(エンタメに比べるとひどく落ちるが細く長く再生されるらしい)それが役に立つからなのだそうだ。

YouTubeはその良質なコンテンツでネット上の図書館や無料塾のようなものを作ることを目指しているらしい。

日本は格差が広がっているとはいえ、初等教育(小学校)のレベルはまだ世界トップ10に入る質があるという。けれどでも世界には学校にも満足に行けない子供の方が多いし、彼らは文字の読み書きが十分にできない。

ただ耳学習はできる。

今のYouTubeは聞いて見る事で、教育にお金を払わずに学ぶことができる。チャンネルによっては高度な専門知識を得ることが可能になっている。

Googleが世界を変え続けているのは社会の問題をそのテクノロジーによって解決し続けているからだ。

儲けを二義的なものとして、(儲け第一なら視聴率のいいエンタメを優遇するべきところを)自分たちならできる問題の解決方法とその実現を一番に掲げているから、それによって多くの人がGoogleが活躍することでそのベネフィットに浴することができる。だから皆GoogleやYouTubeのさらなる発展を望む。

それによって会社の価値が急上昇していく。

会社は社会の機関である、とはドラッカーの言葉だ。

もし体の中の一部の組織がその個的な利益や目的のために暴走すると必ず切り落とされてしまう。けれどその一部の組織が体全体の向上のために働けば、必ず評価されて、まわりまわってその利益を得ることができる。

平等は追及されつづける理想

今の世の中が昔にくらべて平等なのは、平等にしようと努力した数多の先人のおかげであって、偶然そうなったわけではない。

それを忘れて何もしなくてもいいと思ってしまうから世界観そのものがずれてしまう。

不平等こそが本来自然な状態で、放っておくと格差は拡大していく。

もし今あなたが不平等を感じているなら、

次はあなたが先人のように努力して勝ち上がって、

ルールを新たに作るゲームメイカーになるべきだ。

問題意識のない人間にゲームメイカーは務まらない。

もし現状に憤るなら、新たなゲームメイカーになる資格がある。

 

本当は、誰しもが生まれつき不平等なのだ。

恵まれた方になるか恵まれない方になるかは分からない。

(日本に生まれた時点でほぼほぼ恵まれた方になるが)

ただそれは努力の及ばなかったことなのだから考えても仕方がない。

問題は変えられることを変えることだ。

前提を疑わず従う人は虐げられる。

前提を乗り越えていく人は自分の人生を生きる。

前提を新たに作り上げる人は次の時代のゲームメイカーになる。

 

もし憤ることがあるのなら、せっかくだ。Game Maker になろう。

▼メルマガ 最新の情報などをお伝えします。

▼支援▼ ご支援をお待ちしております!

PayPal  を通じて寄付する。Pringで投げ銭する。蒼生ID:NF3gb19u
Patreon で継続的に支援する

AMAZON欲しいものリスト 

Kindle Unlimited

Twitter 

●YOUTUBEチャンネル 開発状況等をUP

小説・楽譜・ゲーム等は SOUSEI ONLINE SHOP から購入できます。

音声コンテンツ、ただひとプロット版を朗読したものは himalaya(音声コンテンツ)に登録中。

NOTE ブログの過去記事など 

タイトルとURLをコピーしました