新芸術論 閑話

芸術カテゴリー

こんにちは、蒼生です。ついに日本でも芸術支援が決定されました。https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/22199

最初政府はそのような事は出来ないと言っていたのですから、これは芸術を大切なものと考える多くの議員および意見や陳情を行った方々の努力のおかげです。

一部にこれは特定の団体へのえこひいきだという意見もあります。現在の日本に芸術を単に経済活動の枠内でしか考えられない人が多くいるのは残念なことです。

しかし政府からの支援を受けるということは、それは税金である、血税であるという意識が必ずなければならないと思います。

そして芸術は必ず人々に報いなければならないと思います。

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芸術作品は優れた外交官である

海外にいくと、日本のコンテンツがとても愛されていることに驚かされます。

以前中国に行ったとき、若い人から

「日本人ですか?なにか困っていることはありますか?」と声をかけられました。何故そんなに日本語が上手なんですか?と尋ねると日本のコンテンツが好きで勉強したからだと答えてくれました。彼らは愛するコンテンツを通して日本を見ているので、日本人と話せるのがうれしくて仕方ないようでした。

芸術作品はもっとも平和的な外交官になってくれます。

普通外交官であれば人件費がかかります。でも、コンテンツの場合はかかりません。

しかもすみずみにまで浸透してその国の人々の心をつかみ、帰国するときにはお金までもって帰ってきます。

なんと優秀な外交官でしょうか。しかも物によっては複製できるので、優秀な外交官を大量生産できます。

韓国はその事をよく理解しているので、国をあげて芸術の保護育成に取り組んでいます。

芸術を保護する意味

フランスでは芸術の保護育成のために税金をとるそうです。

まさに文化大国フランスという感じです。それについてある男性はこう答えています。

「ルーヴル美術館にある美術品をはじめとした文化・芸術はフランスの誇りだ。フランスの文化や芸術に触れるために、世界中から観光客も来てくれる。だから、僕は税金を払うことに反対はしないよ」

欧米と日本を隔てる「芸術文化」…国家予算の差は歴然!? | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
株式会社アートジャパンの代表山田聖子氏の著書『教養としての「芸術」入門』より一部を抜粋し、欧米と日本の「芸術文化」の差について解説します。

外国人にとっても魅力的なフランスのイメージはそうしたフランス人全体の努力によって築き上げられているのだということが分かります。

お金で買えないものはたくさんあります。

歴史と才能はお金では決して買えないものの一つです。ビルゲイツの全財産をはたいてもダヴィンチの才能は手に入りませんし、それに似た人間を探してきて絵を描かせることすら非常に難しいことです。

日本にも歴史的価値のある芸術作品はたくさんあります。

そうしたものを保護する意味とは単に古いものを「保存」することではありません。芸術に無関心な人達は、こういう意識のもとにそんなの意味なくない?と言い始めます。彼らは自分の体験しか頭にないのです。

芸術作品は優れた感情体験をもたらしますし、最もすぐれたものは鑑賞者に問いを投げかけます。

その人は答えられないかもしれませんが、後世誰かがそれによって問いに応えたり、恩恵を受ける事ができるかもしれません。歴史的遺産及び芸術作品の保護とは、後世に生きる人々の権利の保護でもあるのです。

かつて生きた天才が生み出した知恵や問いを何世代にもわたって継承しつづけ、文明は発展してきたのです。

私はクラシック音楽が好きですが、音楽は作品とそれを再生産できるスキルを持った人がいなければ再び生み出すことはできません。

絵の場合は大切に保護しなければ後世に継承することすらできません。風雨にさらされるがままになっていたり、修復をおこたったりするとすぐに朽ちてしまいます。

それは後世が体験できたかもしれない権利を棄損することになります。

アイデンティティーの結晶

ものを作ると必ずその作者がそこに保存されます。

そこには思想や経験や時代やその国の支配的価値観などさまざまなものが無意識のうちにあらわれているからです。

そうしたものが結晶化したのが作品です。

日本画家の大観は、政治と社会がどんどん西洋化していくなかで、芸術の世界まで西洋化していく流れに反旗をひるがえし「西洋の芸術に負けない日本美術を!」という旗をかかげて朦朧体という特殊な表現技法をあみだしました。

先にも言ったように才能は決してお金では買えません。

しかも才能があるだけではダメなのです。

あれは大観という人間が西洋美術に負けないような日本画を作らなければならない!という強い意志のもと、試行錯誤してようやく生み出した発明なのです。

これは歴史と共に末永く後世に残していかなければならないものです。

芸術作品を作るのが人間である以上、同じものをテーマにしても

アメリカ人と日本人と中国人ではおのずから表現がまったく異なります。

そうしたそれぞれの美しき差異を認めると同時に、その差異を生み出した環境を再認識し愛することができるようになるのが芸術作品の副次的な効果です。

私は愛国的目的のために芸術が使役されるようなことは決して望みません。

しかしながら、その芸術家をはぐくむ環境が彼自身に大いなる影響を与えるのは間違いがない事です。そしてその影響が美しく結晶化したものが芸術作品なのです。

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